ときには星の下で眠る

しばらく薪の話が続きましたが
今回はCOCOpanの話しに戻ります

COCOpanの窒化処理された表面は
黒皮鉄の5倍／ステンレスの倍の強さ
幾度かそのような言葉を並べていますが
どうして鉄がそんなに強くなるのでしょうか？

調理器具の窒化処理はあまり例がありませんが、工業製品や工作機械の分野では一般的で、先だっても地元の取引先業者さんがパーツをお持ち込みになり、工作機械の擦り合わさり強度を要する部分のパーツを窒化処理するための下地処理(サンドブラスト)をするため、電脳工房へパーツをお持ち込みになったばかりです。

難しい話は専門の方の解説にお任せすることにして、簡単に言うと「金属に窒素を浸み込ませるプロセス」を窒化処理と呼んでいます。

まだまだ難しいですね



信州・松本の国宝松本城です



その石垣にヒントがあります

大きい岩が鉄
その隙間に詰め込まれた石が窒素
これによりガッチリした構造が作られます

https://kojodan.jp/blog/story/211.html
石垣も、ちょっと意識してみると楽しそうですね。

この解説を見ると、COCOpanの窒化処理は打込接ぎという感じでしょうか。

固くてツルっとし
焦げ付き難く錆び難いCOCOpanの表面は
鉄と窒素がきっちり絡み合っている、そんなイメージなのです。

その隙間を油なじみさせることで
COCOpanは更にくっつき難く、調理し易くなります。

COCOpanのお求めはぜひ電脳工房で。

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