2025年03月21日
サービスマニュアル購入のすすめ(バイク)
Facebookのバイク関連コミュニティに参加していると、目を覆いたくなるような投稿をしばしば目にします。
コミュニティによってはウンザリするくらい
若い頃に限定解除できなかった中年ライダーが、教習所で免許を取得して憧れのハーレーに乗り、いい音が出るマフラーはどれかと尋ねたり、このマフラーがバイク音で気持ちが良いなんて投稿をしたり。
その程度はまだマシで、原付関連のコミュニティ、特にカブ関係の所へ一歩足を踏み込むと、この人達は高校生か!?と思えるような投稿が山盛りです。
想像に易いと思うのですが、一番盛り上がっている話題はボアアップ。
排気量を上げてトルクアップやスピードが出るようにしようという類で、きちんと原付二種で登録し直している人も居れば、そのままダマテンで乗っている人まで。
いやいや、それもまだマシです。
充分な検証もせずに公道へ乗り出し、燃調がきちんと出来ていなくてデトネーションで止まったとか、焼き付きや抱き付きを起こして止まったとか。
良い大人が検証しないうえ伴走などの準備もせず、JAFが二輪も対象になったからと呼び、これで3回目ですなんて平気で口にし、コメントも同じ程度の人たちが会員は何回も無料なので安心してチューンできますねなんて腐ったコメント。
これって、包丁かカスって指から血が出たからと救急車を呼ぶのと同じレベルでは?
「この程度」の人たちには何を言っても無意味なのは、車中泊と称して車中で煮炊きして食事をとり、ツマミを作って酒を飲み、動画を観てまったりしている類の人や、キャンプやBBQでゴミを放置して帰ったり、焚き火をしたまま片付けずに帰る人など、どこにでも一定数居るので相手にするだけ損。
ですので、これからの投稿は、きちんと整備をしたいと思っているけれど、何をどうしていいのか今一つピンと来ずに困っているという方たちに向けて。

バイクを弄ろうと思ったら何は無くともパーツリスト
以前は購入しなければならなかったのですが、現在は各メーカーオンラインで参照できる所が多くなっています。
画像はクロスカブの一部で、部品の番号と個数が掲載されているので間違いのない注文が出来るだけでなく、構造も読み取ることが出来るので整備の助けになります。

そして今回すすめたいのはサービスマニュアル
そろそろあちこち本格的に整備しようと思い購入したのですが、一冊1.2万円ほどするので妻が乗っているスーパーカブと私が乗っているクロスカブは共通なので助かりました。
高いといっても内容を見ればそれ以上の価値があることがお判りいただけると思います。

どこへグリスを塗って組付ければ良いか、どこへ液体ガスケットを塗れば良いか、適したオイルの種類や粘度、ボルトやスクリュ(ネジ)の締め付けトルクなどなど、事細かく書かれているうえ、作業手順まできちんと説明されています。

基礎の基礎とも言えるオイル交換ですが、オイルの量をチェックする時、キャップは押し込んでチェックするのか、差し込むだけでチェックするのか、きちんと解っていてやっていますか?
差し込むだけでチェックですから、ねじ込んでチェックしUPPERレベルまでオイルを入れると、軽く1cmはレベルを超えることになります。
チャックの手順も、3~5分間暖機運転した後エンジンを止め、2~3分間放置してからチェックすると書かれています。
安心ですね!
いえいえ安心というより、こういう手順をきちんと把握せずにあちこち弄り、故障してJAFのお世話になるだけならまだしも、他人に対して危害を加えてしまうことになったらどうするのでしょう。
車やバイクは凶器にもなり得る物ですので、壊れたとか怪我をしたといった「自分の損失」以上に、他人に迷惑を掛けないよう配慮しなければなりません。
高校生のように弄り壊してJAFを何度も呼んで、まるで武勇伝のように話している輩を見ると、いつかきっとこういう人たちの振る舞いが、JAFの値上がりに繋がるのだろうなと思えて仕方ありません。
良識ある大人は、弄る時にはパーツリストとサービスマニュアルをきちんと揃えてから、常識的にそうなることを願っています。


ところでこのサービスマニュアル、今まで購入したどれよりも安っぽいというか何というか。
在庫が尽きたらコピー品になるとは聞いているけれど、まさかそれではないよね?ってくらい貧弱でちょっと残念。
コミュニティによってはウンザリするくらい
若い頃に限定解除できなかった中年ライダーが、教習所で免許を取得して憧れのハーレーに乗り、いい音が出るマフラーはどれかと尋ねたり、このマフラーがバイク音で気持ちが良いなんて投稿をしたり。
その程度はまだマシで、原付関連のコミュニティ、特にカブ関係の所へ一歩足を踏み込むと、この人達は高校生か!?と思えるような投稿が山盛りです。
想像に易いと思うのですが、一番盛り上がっている話題はボアアップ。
排気量を上げてトルクアップやスピードが出るようにしようという類で、きちんと原付二種で登録し直している人も居れば、そのままダマテンで乗っている人まで。
いやいや、それもまだマシです。
充分な検証もせずに公道へ乗り出し、燃調がきちんと出来ていなくてデトネーションで止まったとか、焼き付きや抱き付きを起こして止まったとか。
良い大人が検証しないうえ伴走などの準備もせず、JAFが二輪も対象になったからと呼び、これで3回目ですなんて平気で口にし、コメントも同じ程度の人たちが会員は何回も無料なので安心してチューンできますねなんて腐ったコメント。
これって、包丁かカスって指から血が出たからと救急車を呼ぶのと同じレベルでは?
「この程度」の人たちには何を言っても無意味なのは、車中泊と称して車中で煮炊きして食事をとり、ツマミを作って酒を飲み、動画を観てまったりしている類の人や、キャンプやBBQでゴミを放置して帰ったり、焚き火をしたまま片付けずに帰る人など、どこにでも一定数居るので相手にするだけ損。
ですので、これからの投稿は、きちんと整備をしたいと思っているけれど、何をどうしていいのか今一つピンと来ずに困っているという方たちに向けて。

バイクを弄ろうと思ったら何は無くともパーツリスト
以前は購入しなければならなかったのですが、現在は各メーカーオンラインで参照できる所が多くなっています。
画像はクロスカブの一部で、部品の番号と個数が掲載されているので間違いのない注文が出来るだけでなく、構造も読み取ることが出来るので整備の助けになります。

そして今回すすめたいのはサービスマニュアル
そろそろあちこち本格的に整備しようと思い購入したのですが、一冊1.2万円ほどするので妻が乗っているスーパーカブと私が乗っているクロスカブは共通なので助かりました。
高いといっても内容を見ればそれ以上の価値があることがお判りいただけると思います。

どこへグリスを塗って組付ければ良いか、どこへ液体ガスケットを塗れば良いか、適したオイルの種類や粘度、ボルトやスクリュ(ネジ)の締め付けトルクなどなど、事細かく書かれているうえ、作業手順まできちんと説明されています。

基礎の基礎とも言えるオイル交換ですが、オイルの量をチェックする時、キャップは押し込んでチェックするのか、差し込むだけでチェックするのか、きちんと解っていてやっていますか?
差し込むだけでチェックですから、ねじ込んでチェックしUPPERレベルまでオイルを入れると、軽く1cmはレベルを超えることになります。
チャックの手順も、3~5分間暖機運転した後エンジンを止め、2~3分間放置してからチェックすると書かれています。
安心ですね!
いえいえ安心というより、こういう手順をきちんと把握せずにあちこち弄り、故障してJAFのお世話になるだけならまだしも、他人に対して危害を加えてしまうことになったらどうするのでしょう。
車やバイクは凶器にもなり得る物ですので、壊れたとか怪我をしたといった「自分の損失」以上に、他人に迷惑を掛けないよう配慮しなければなりません。
高校生のように弄り壊してJAFを何度も呼んで、まるで武勇伝のように話している輩を見ると、いつかきっとこういう人たちの振る舞いが、JAFの値上がりに繋がるのだろうなと思えて仕方ありません。
良識ある大人は、弄る時にはパーツリストとサービスマニュアルをきちんと揃えてから、常識的にそうなることを願っています。


ところでこのサービスマニュアル、今まで購入したどれよりも安っぽいというか何というか。
在庫が尽きたらコピー品になるとは聞いているけれど、まさかそれではないよね?ってくらい貧弱でちょっと残念。
Posted by 電脳職人 at 12:20│Comments(0)
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