2018年11月07日
針葉樹の薪は如何ですか?
昨今の薪ストーブ、そしてアウトドアブームで、薪の需要がどんどん高まっています。
以前は寒い季節のキャンプは、一部の強者だけが楽しんでいましたが、焚火や薪ストーブを駆使して楽しんでいる方も沢山いらっしゃいます。
灯油の高騰は更に薪ストーブに着目する人を増やし、当地信州でも声を掛けておくと、リンゴ園の親父さんが伐採したからと知らせてくださるなど、薪材に困ることなど無かったのですが、今では取り合いの様相すら呈しているようです。
薪販売の現場でも、コナラなどは人気が高く、品薄な状態が続いているのですが、針葉樹は不人気でだぶつき気味です。
針葉樹を燃やすと良くないという情報が支配的ですが、実際に使ってみると、触媒が装備された薪ストーブや、リーズナブルな薪ストーブでは、影響があったり温度が上がりすぎるので気を付けなくてはならないのですが、最近の薪ストーブは二次燃焼させる物も多く、乾燥不足の広葉樹に比べると乾燥させた針葉樹の方が余程綺麗に焚けます。
また、火持ちが悪いとの指摘もありごもっともなのですが、薪ストーブを本格的に活用しているのならば広葉樹のメリットは最大限に活かせますが、例えば共働きの世帯でお使いになる時は、帰宅して火を入れると直ぐに暖まる針葉樹は便利ですし、長時間焚くようでしたら針葉樹を使って広葉樹に火を回すと手軽です。
就寝時にダンパーを使ってとろとろ燃やし、長時間暖を取り続けるのも薪ストーブの魅力ですが、燃え切るのが早い針葉樹でしばし余熱を楽しみ、必要があればファンヒーターなどを使うのも一つの方法だと思います。
これは、焚火にも言えることで、力強い炎が上がるのも針葉樹の魅力。また、いつまでも熾火になっていないので、切り上げるタイミングも取りやすく、私は結構好んで使ってきました。
燃え尽きるのが早いという点は否めませんが、乾燥時間が早いということも意味しており、今頃の時期から準備しておけば、来シーズンの焚火にギリギリ間に合います。
一長一短の針葉樹薪ですが
(1) 火付きが良く炎が綺麗
(2) コントロールしやすい
(3) 入手し易い
(4) お値段がこなれている
(5) 割り易い
といったメリットがありますので、ぜひ目を向けてみてください。
さて、今日はそんな針葉樹の話題ですが…
前回投稿したこの記事、ようやく伐採が始まりましたので、現地の視察に行ってきました。

雑木が混じりますが、今回のメインはアカマツです。

伐採の現場まで進みます

重機が入っての伐採が行われており、中断時を狙っての視察でした。

丸太は積まれ、やがて運搬されて建材や燃料(主として発電)に使われます。

ターゲットはこれ、落とされた枝葉や細めの先端部分です。

一見クズのようにも見えますが、太い部分を切り出すと、なかなかいい感じの太さの薪になります。

サイズ比較のためブーツとチェンソーを置いてみました。
腕ほどの太さの物も結構あります。

結構のんびり小一時間の作業で65kg程度、ざっと8束くらいの薪になります。

薪割台を準備しておく予定ですので、ナタ・手斧(枝払い)・ノコギリなどを使い、で出来るだけ持ち帰っていただければと思っています。
今のところ、メインの道路から枝分かれした所へ重機でこれらを高さ50cmくらいで点々と積み上げ、チェンソーを安心して使っていただけるようにという案が有力です。
これらをお持ちの皆さんは、比較的太めの所だけ手際よく持って行かれると思いますので、それらについては有料にと考えています。
軽自動車満載でMAX3,000円くらいで検討いただけないかとお願いしました。
含水量の関係で軽トラの積載制限350kgですと、アオリの下という感じですが、ざっと見繕っても薪にして40束くらいになります。
一束あたり80円弱の勘定ですから、労力を抜きにすれば結構リーズナブルです。出来れば軽トラ満載2,000円、一束あたり50円くらいまで詰めたいのですが、場所の設置や運搬を考えると、あまりにも安すぎるとチップにしてしまった方が良くなってしまいますので、現実的な数字を割り出しながら徐々に詰めていきます。
時間制限などありませんから、林の中へ入り、時折お弁当を広げたりお茶でも飲みながら、レク気分で薪づくりを楽しんでみては如何ですか?この位の太さでしたら、チェンソーの練習にももってこいですし、電動ノコギリでも比較的容易にカットできます。
上の画像のような細めの部分は、恐らく取り残されていくと思います。
細いといっても薪の細割ほどの太さがありますので、焚き火で使うのには十分楽しめます。
ナタや手斧で加工できますので、チェンソーをお持ちでない方も扱いが良いと思います。
これでも良いよという方がいらっしゃれば、いっそチェンソーをお持ちの方向けに太めの物が置かれたブース(希望3,000~2,000円)、その方たちが残した物を集めたブース(希望1,000~0円)に分けてみてはどうでしょう。
後者はチェンソーも使わずに済みますので、よりレク気分でお楽しみいただけると思います。
1月中旬にはスタートさせたいと考えています。
先程帰ってきたばかりですので、細部が全く決まっていませんが、お申込み・作業場所に関してのご希望・アイデアがありましたら、お気軽にお寄せください。
以前は寒い季節のキャンプは、一部の強者だけが楽しんでいましたが、焚火や薪ストーブを駆使して楽しんでいる方も沢山いらっしゃいます。
灯油の高騰は更に薪ストーブに着目する人を増やし、当地信州でも声を掛けておくと、リンゴ園の親父さんが伐採したからと知らせてくださるなど、薪材に困ることなど無かったのですが、今では取り合いの様相すら呈しているようです。
薪販売の現場でも、コナラなどは人気が高く、品薄な状態が続いているのですが、針葉樹は不人気でだぶつき気味です。
針葉樹を燃やすと良くないという情報が支配的ですが、実際に使ってみると、触媒が装備された薪ストーブや、リーズナブルな薪ストーブでは、影響があったり温度が上がりすぎるので気を付けなくてはならないのですが、最近の薪ストーブは二次燃焼させる物も多く、乾燥不足の広葉樹に比べると乾燥させた針葉樹の方が余程綺麗に焚けます。
また、火持ちが悪いとの指摘もありごもっともなのですが、薪ストーブを本格的に活用しているのならば広葉樹のメリットは最大限に活かせますが、例えば共働きの世帯でお使いになる時は、帰宅して火を入れると直ぐに暖まる針葉樹は便利ですし、長時間焚くようでしたら針葉樹を使って広葉樹に火を回すと手軽です。
就寝時にダンパーを使ってとろとろ燃やし、長時間暖を取り続けるのも薪ストーブの魅力ですが、燃え切るのが早い針葉樹でしばし余熱を楽しみ、必要があればファンヒーターなどを使うのも一つの方法だと思います。
これは、焚火にも言えることで、力強い炎が上がるのも針葉樹の魅力。また、いつまでも熾火になっていないので、切り上げるタイミングも取りやすく、私は結構好んで使ってきました。
燃え尽きるのが早いという点は否めませんが、乾燥時間が早いということも意味しており、今頃の時期から準備しておけば、来シーズンの焚火にギリギリ間に合います。
一長一短の針葉樹薪ですが
(1) 火付きが良く炎が綺麗
(2) コントロールしやすい
(3) 入手し易い
(4) お値段がこなれている
(5) 割り易い
といったメリットがありますので、ぜひ目を向けてみてください。
さて、今日はそんな針葉樹の話題ですが…
2018/05/28
前回投稿したこの記事、ようやく伐採が始まりましたので、現地の視察に行ってきました。

雑木が混じりますが、今回のメインはアカマツです。

伐採の現場まで進みます

重機が入っての伐採が行われており、中断時を狙っての視察でした。

丸太は積まれ、やがて運搬されて建材や燃料(主として発電)に使われます。

ターゲットはこれ、落とされた枝葉や細めの先端部分です。

一見クズのようにも見えますが、太い部分を切り出すと、なかなかいい感じの太さの薪になります。

サイズ比較のためブーツとチェンソーを置いてみました。
腕ほどの太さの物も結構あります。

結構のんびり小一時間の作業で65kg程度、ざっと8束くらいの薪になります。

薪割台を準備しておく予定ですので、ナタ・手斧(枝払い)・ノコギリなどを使い、で出来るだけ持ち帰っていただければと思っています。
今のところ、メインの道路から枝分かれした所へ重機でこれらを高さ50cmくらいで点々と積み上げ、チェンソーを安心して使っていただけるようにという案が有力です。
これらをお持ちの皆さんは、比較的太めの所だけ手際よく持って行かれると思いますので、それらについては有料にと考えています。
軽自動車満載でMAX3,000円くらいで検討いただけないかとお願いしました。
含水量の関係で軽トラの積載制限350kgですと、アオリの下という感じですが、ざっと見繕っても薪にして40束くらいになります。
一束あたり80円弱の勘定ですから、労力を抜きにすれば結構リーズナブルです。出来れば軽トラ満載2,000円、一束あたり50円くらいまで詰めたいのですが、場所の設置や運搬を考えると、あまりにも安すぎるとチップにしてしまった方が良くなってしまいますので、現実的な数字を割り出しながら徐々に詰めていきます。
時間制限などありませんから、林の中へ入り、時折お弁当を広げたりお茶でも飲みながら、レク気分で薪づくりを楽しんでみては如何ですか?この位の太さでしたら、チェンソーの練習にももってこいですし、電動ノコギリでも比較的容易にカットできます。
上の画像のような細めの部分は、恐らく取り残されていくと思います。
細いといっても薪の細割ほどの太さがありますので、焚き火で使うのには十分楽しめます。
ナタや手斧で加工できますので、チェンソーをお持ちでない方も扱いが良いと思います。
これでも良いよという方がいらっしゃれば、いっそチェンソーをお持ちの方向けに太めの物が置かれたブース(希望3,000~2,000円)、その方たちが残した物を集めたブース(希望1,000~0円)に分けてみてはどうでしょう。
後者はチェンソーも使わずに済みますので、よりレク気分でお楽しみいただけると思います。
1月中旬にはスタートさせたいと考えています。
先程帰ってきたばかりですので、細部が全く決まっていませんが、お申込み・作業場所に関してのご希望・アイデアがありましたら、お気軽にお寄せください。
Posted by 電脳職人 at 18:11│Comments(0)
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