2014年07月03日
OPTIMUS No.123R SVEA 入荷

長らくバックオーダーになっていた、OPTIMUS No.123R SVEAが昨日入荷しました。
真鍮の美しい輝きとその独特なフォルムや、100年以上も基本構造が変わらず販売されていることから、一度は画像などで目にされたことがあるのではないでしょうか。
根強いファンも多く、特にその収納方法には皆さん工夫を凝らされ、定番のsnowpeak社トレック900からソフトケースまで様々、更にはそれをトレック1400に入れるなど、ググってみると面白いネタがゴロゴロ出てきます。

フェザーストーブと比べても凄く小さいので、登山やバックパックで使う方も少なくありません。サイズだけでなく、今でこそLPガスを混合したハイパワーガスなどで寒い所でもガスバーナーが使えるようになりましたが、安定して使えるホワイトガソリン機器への信頼感は強く、構造が単純な123Rは故障も少ないことから愛用されたのでしょう。
僕も以前使っていたのですが、Colemanのシングルストーブのパワーに目が眩み手放してしまいました。
手元には普段使っている物だけでもホワイトガソリンのシングルストーブが3個、ガスストーブが3個、ケロシンストーブが2個、他にもアルコールストーブなどがあるのでこれ以上の火器は必要無いのですが、手放してしまったことを長らくそれを後悔し続けていたので、自分用にも一台購入することにしました。
このようにして購入した機器の多くは、店頭にお越し下さったお客さまの、現物を見てみたいという当たり前の希望を叶え、更に、実際に燃焼させてみた様子をという「自分だったらそうしてみたい」という欲求を叶えるために使用します。
要するに、通常の店頭見本では、サイズや簡単な操作勝手しか解りませんし、傷を付けてはいけないとおっかなびっくりになりがちですが、実践さながらに使ってみて、フィーリングをお確かめいただけるんです。
また、万が一お買い求め下さったお客さまの機器が故障した時、状況によっては修理期間中貸し出すことも可能です。
123Rのように少しだけマニアックな機器は私物が多くキャンプのスケジュールなどによりNGな事もありますが、PRIMUSのP-153(ガスバーナー)等、圧倒的にユーザーが多い商品は、電脳工房の見本品として展示・貸出を行っており、複数個準備している物もありますので、お気軽にご相談ください。
さて、話しを戻しますが、個性的な外観に囚われて、実際の123Rを見誤っている方も少なくないので、ちょっと解説をしてみたいと思います。

先ず、箱をひっくり返すと、正規品にはスター商事のステッカーが貼られています。
これが貼られていないSVEAは並行輸入品なのですが、一般的に並行輸入品は、国内の規格に適合していない物・国内の消耗品に適合しない物・国内の相応な検査を受けていない物などもあり、思わぬ事故に繋がったり、修理を受け付けて貰えなかったり高額になることもあります。
並行輸入品でも心配無用の物もありますが、特に火器類は呉々もご注意ください。

上部の風防兼ゴトクを外してみると… ここでおや?っと思われる方もいらっしゃることでしょう。
円筒形の画像が多いので、その印象が頭にこびり付きがちですが、SVEAの本体はMANASLU等とよく似た、こんなレトロな形をしているんです。これを見て欲しくなる方もいらっしゃるようです(笑)
本体・風防兼五徳(三脚)・フタを兼ねたソースパンとハンドル、そして工具を兼ねた調整キーが無くならないよう本体と鎖で繋がれています。

無くし易い&無くなると生死に関わるような冬の山行などでは必要でしょうけれど、普段はこの鎖がとても煩わしく、以前使っていた時同様、今回も真っ先に外してしまいました。
ソースパンのハンドルも、調理するのには小さすぎなのでお蔵入り、これも冬の山行で雪を溶かして水を確保するような用途を考慮しているのでしょう。使うかもしれないと持って歩くと間違いなく無くすか邪魔になるだけです。
どうしても使う必要があったら、いつも持ち歩いているパンハンドルを使うことにします。Trangia/MSR/EVERNEWなどを使っていますが、最近EVERNEWにショートタイプがある事を知り注文したばかりなので、こちらも後刻比較してレポートしたいと思います。
タンク中央部にある溝に予熱材を入れて点火、プレヒートを行うのですが、アルコールを別に用意する方・スポイトで本体からホワイトガソリンを抜き出して使う方・固形燃料を使う方など様々です。
プレヒートを行うことにより、タンク内圧が上がりポンピング代わりになり、燃料が気化されてガス状になります。
123Rが時折炎上することが話題になりますが、プレヒートが不足していて気化せずに生ガスが出てしまった場合がほとんど、あとは自らの熱で加圧していくのですが、それが過ぎた時に爆発を防ぐため、キャップに取り付けられた弁が開いて内圧を下げるのですが、放出されたガスに引火して炎上するのです。
通常使用でそうなる事は先ずありませんが、風防で囲んだ際に距離が近すぎ輻射熱で本体が加熱されたり、夏のさなかで気温が上がっている時などは注意が必要です。
プレヒート完了やバルブ開放のタイミングは、慣れてくると結構解りやすく、意外とスムースに点火できるようになります。何でもそうですが、ちょっと癖がある子を手懐けるのって、それもまた楽しみの内という感じです。

sarupouch製の専用収納袋に納めます。画像のツートンカラーは限定品で次回入荷未定です。

専用だけあって綺麗に治まります。
123Rは、眺めているだけでも、磨いているだけでも、こうして手元にあるだけでも嬉しくなってしまう格別な火器です。
今週末はカヤの平高原でキャンプをする予定なのですが天気予報は曇り時々雨、しとしと雨の下、このレトロな123RとTrangiaのアルコールバーナーで、スロークッキングしてみようかなと思っています。
現在、sarupouchの専用収納袋が在庫になっていますので、123R本体と同時に在庫になっていることは、この際そうそう無いと思いますので、お値打ちなセットを数量限定(専用収納袋が無くなり次第終了)で企画しました。
OPTIMUS No.123R SVEA 収納袋付
通常商品はこちら
迷っていた皆さん、この機会に如何ですか?
Posted by 電脳職人 at 13:25│Comments(0)
│火器
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