2015年03月16日
Trangia(トランギア) TR-209 ラージメスティン バージョンアップ
2014/06/19
2014/06/25
2014/07/16

Trangia(トランギア)のTR-210 メスティンは、手頃なサイズと使いやすさで、山屋さん・バックパッカー・ライダーなど沢山の方の支持を得ている調理用具です。
最大1.5合の炊飯から炒め物まで万能にこなし、こんな感じでそのまま食器としても使えるので、「お一人様」にはうってつけです。
サイズが大きい、TR-209 ラージメスティンもあるのですが、やはりメスティンの方が圧倒的に人気があります。
「お二人様」用という印象を持たれがちで、メスティンで炊飯しラージメスティンで汁物などを作るのには確かに良いサイズ感ですが、最大3.5合の炊飯ができるので、お子さんが小さければ4人家族でも賄うことができます。
お一人様用調理器具兼食器という感じのTR-210 メスティンに対するTR-209 ラージメスティンの、お二人様用調理用具、お二人様用メスティンという感覚を捨ててしまい、いっそコッフェルなどと同じカテゴリーだとしてしまえば用途が一気に広がります。
今回は、ラージメスティンを更に便利に使う方法を、紹介したいと思います。
ラージメスティン自体がどうこうなる訳ではありませんが、僅かな出費で一気に用途が広がるので、あえてバージョンアップというワードを使わせていただきました。
TR-209 メスティンのディープユーザーの間では当たり前のように使われていた物に、バット用水切りがあります。
BK 18-8 長バットアミ 18型という規格で、TR-209 メスティンの底にピッタリ合うサイズ、水を少し張って火に掛ければ蒸し器に早変わり!という技です。
電脳工房とは縁がない金物や厨房用品というカテゴリーなので、残念ながら仕入れることができませんが、まとめて購入して同梱やお安い定形外などで発送すれば、喜んでくださるお客さんもいらっしゃるかな?と、真剣に考えたこともあるのですが、(私感として)サイズがちょっと小さいのでそれっきりになっていました。
先日、「アウトドア倶楽部 nature(ネイチャー)」 のイベントにもしばしば参加してくださり、料理好き&料理上手な連れのかえでとも意気投合、共々懇意にさせていただいている友人が主宰するmixiのコミュニティ、「外遊びの会」さんでそんな話題が出て、お蔵入りしていた水切網の存在を思い出したのですが、話しは更に広がりTR-209 ラージメスティンでも同様にピッタリサイズの物があることを知りました。

TR-210 メスティンに対し、少しズングリしたTR-209 ラージメスティン。
結構楽しみなので、今回もう一個新調することにしました。(笑)
サイズ感はリンク先に比較画像を掲載しているので参考にしてください。

肝心なアイテムは何と百均商品です。
シッカリ感は劣りますが実用するに充分な強度はありそうです。

B-15 ステンレストレー No.39 という商品(100円+消費税)。

確かにあつらえたようにピッタリです。

TR-210 メスティン用も少し低いかな?と思っていたのですが、大きいサイズのTR-209はサイズも大きいので水位をもう少し確保しておいた方が良いかな?

手元に15×15mmのアルミ角パイプ端尺があったので、10.5cmにカットして下駄にしてみました。
水切り網の突起(脚部)との相性も良く、暴れる事も無さそうです。
さてこれで、シューマイをはじめとする蒸し物も、メニューに加えることができるようになります。
脚付丸網や万能蒸器具を持っていけば済むことなのですが、これだけコンパクトでフィット感抜群の組み合わせがあれば、使わない手は無いですよね!
と、「外遊びの会」の皆さんの話題はここまで、その後は週末に開催されたイベントで、メスティンを持ち寄って炊き込みご飯を各々作り、味比べをしようなんて現実的かつ美味しそうな話題へと移り一段落したのですが、もうちょっとだけ便利さをプラスしたいと思います。
Trangiaのストームクッカーには、TR-20 アルミベースプレートという物があり、本体の底部へサイズを大きく変えることなくスタッキングできます。
角バット用の水切りがあるということは、当然の如く角バットもあるのでしょう。
ならばTR-20 アルミベースプレートと同様に、スタッキングできないかな?と考えるのは道理です。

ありました、ありました、本来の組み合わせです。

角形バット B-15 ステンレストレー No.5という商品(100円+消費税)。

若干浮いてしまいますが、トレーの側面が斜めなのでガタガタせずきちんとフィットします。
浮いた部分に水切りを入れ、少し力を加えて押しつけるとカタカタ音が無くなるので、ピッタリというよりこれまたあつらえたようなサイズと言えます。
水切りとバット2枚で高さは1cmほど、張り出したバットの分だけサイズアップしてしまいますが、画像で見るよりずっと張り出し感は少なく、ベルトで止めるか収納袋に入れてしまえば、完成度が高いストームクッカーと同じような、便利な道具感が一気にまします。
蒸し上がった物を網ごとバットへ移して次の料理に取りかかったり。
食材を並べておいたり。
もちろん取り皿としても使えます。

持ち運びの際は、折角なので、Trangia(トランギア) TR-R85 ストラップ 85cm を使う事にしました。
ストームクッカーに標準添付されてくるのと同じストラップです。
少し長いのでカットしようかとも思いましたが、TR-209 ラージメスティンを二段重ねして丁度良いサイズ、他の物と一緒に束ねることもあるかもしれないので、当面このまま使う事にしました。
さて、今回紹介しました角バット用水切りですが、見付からなかったという方もいらっしゃったので、旅の帰りにちょうど軽井沢付近でダイソーを見つけ、まとめ買いをしておきましたので、TR-209 ラージメスティンをお買い求めくださった際、ご希望でしたら一点オマケで差し上げようと思っていますので、コメント欄に「網希望」とお書き添えください。
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