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2014年07月16日

OPINEL(オピネル) カーボンナイフ #8 名入れと仕上げ



前回、黒錆び加工を行いました。

多くの方はこの後、ヤスリで柄の部分の塗装を除き、亜麻仁油やオリーブオイルに漬け込みます。

手近にあるサラダオイルは凝固してしまい、(オリーブオイルに比べて)不快な臭いになることもあり、ダッチオーブンの手入れでは往生することがありますます。ナイフに使うと刃の開閉にも影響を及ぼすものと思われ、避けるのが懸命だと思います。

僕はここの塗装を剥がしてしまう事に関しては抵抗があり、長年使っているうちに剥がれていき、徐々に手の脂が染み込んだり、手入れをした時にオイルを擦り込んでいき、自然に仕上がっていくことを好みます。平たく言うと、小学生の頃に学校で使った机のように、ニスのヤレた感じも決して嫌いではないというだけの理由で、理屈として良いの悪いのという訳ではありません。

今回は、物のついでにオリジナルの名入れをしてみることにしました。

OPINEL(オピネル) カーボンナイフ #8 名入れと仕上げ


紙ヤスリでOPINELのロゴを消します。結構深くまでインクが入り込んでいる所も有り、ポツポツ残っているのですが、あまり深追いすると全体を削りまくる羽目になりますし、使っているうちに傷が付いたり塗装が剥がれたりで気にならなくなると思いますので、程々にしておきました。

OPINEL(オピネル) カーボンナイフ #8 名入れと仕上げ


一旦ニスを塗って乾燥させます。これにより文字滲みを最小限に抑えることができます。

OPINEL(オピネル) カーボンナイフ #8 名入れと仕上げ


カッティングマシンで文字を切り出して貼付、サンドブラスターで削って少しだけ凹みを作り、黒い塗料を流し込んで乾燥、最後にニスを塗って表面がしっかり硬化するまで乾かします。
削ることによって、使っているうちに塗装が薄くなってきても、マーキングした文字は変わらず表示されます。

OPINEL(オピネル) カーボンナイフ #8 名入れと仕上げ


今回はコスト優先と長らく車に積みっぱなしで劣化が心配だった物が有ったので、亜麻仁油ではなくオリーブオイルにしました。

一晩漬けて染み込ませ、これからしばらく徐々に乾燥していく間にジワジワと滲み出てくるオリーブオイルを拭き、磨いては乾かすを繰り返します。

オリーブオイルに漬けるのは、、カーボンブレードの表面にある小さい穴にオリーブオイルをしっかり染み込ませ、黒錆加工と併せて刃の錆を防止するため、そして、柄の部分は内側に予めオリーブオイルを染み込ませておくことにより、水や汚れが染み込むことを防げます。

水が染み込むと木が膨らみ、刃の開閉がキツくなるという方もいらっしゃいますが、オリーブオイルに漬けても同じ事です。ただ、使っているうちに徐々に馴染んできますし、適度な量を残して落ち着きますので、そうなると思惑通りの仕上がりになることでしょう。

あとは実用し、手に馴染み雰囲気が出てくるのを楽しみにするだけです。一手間加えた道具というのは、見ても使っても気分が良いですね。

余談ですが

OPINEL(オピネル) カーボンナイフ #8 名入れと仕上げ


パートナーのかえでは料理好き。
オリーブオイルやサラダオイルの瓶もこんな感じでサンドブラスト(彫刻)&塗装を施して使っています。





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