2014年10月10日
斧のカバー(刃沓)作り 簡単手編み
2014/09/29
先日、持出用の廉価な斧を購入しました。
焚付を作るという程度の作業でしたら及第点ですが、そのうちキッチリ研いであげようと思っています。
持ち出す際にはこのままという訳にはいきません。
お値段がそこそこする斧には合皮のカバー、高額な商品の中にはきちんとレザーで作られた物が添付されていたりしますが、この斧は葉の部分にゴムのカバーが付いているだけで、何れボロボロになってしまうことでしょう。
斧にウエスをグルグル巻きにしているのは良く見る光景です。
脱着してみると、刃に付いているオイルで貼り付いてしまったり、ぐっとひっぱりながら脱着しなければならないので、その内に手を切ってしまう予感がします。こういう物は早いうちに手を打つのが得策です。
古き良き時代から使われている刃沓(はぐつ)を作ることにしました。人によっては刃靴と書く方もいらっしゃいます。
以前は通常の履き物を靴、装束の履き物を覆、革製の物を沓としていたそうですから、一般的な刃沓という表記より、刃靴の方が正しいような気もしますが、興味を持って検索をする方の為に、刃沓としておくことにします。
みなさんのキャンプ用品の中に、テントやタープを購入した際付いてきたけれど、気乗りしなかったり、強度に不安を感じたりしてお蔵入りしているガイロープはありませんか?必要な材料はそれだけです。

先だって、KELTYのテントとタープを紹介したのですが、添付されていたガイロープは4mm、自在は結構良い物だったのですが、ロープが黒というのがどうにも色気が無く、視認性も悪いのでオレンジ色にすげ替えました。
芯になるロープはこれを使うことにしました。
芯に巻いていくロープはワンサイズ細い物を使います。3mm前後の細引きを探したのですが、生憎お蔵入りしている物は白ばかり。煮染めて小汚くなっていくのは目に見えていますので、OGAWAの物を封切りすることにしました。現在廃盤になっているのですが、3mmの20~30m巻きが規格品で無くなってしまい実に不便です。

引っ掛ける場所は斧によって違うので、最初にどのように取り回すか考えます。
決まったら、太いロープを半分に折り返し、刃が始まる手前部分を細いロープでギュっと縛ります。
麻縄ろ違いガイロープはとても滑りやすく結びにくいので、瞬間接着剤を少し垂らしてしまったり、輪ゴム縛っておいた方が楽かもしれません。慣れないと編んでいるうちに、太いロープの輪の大きさが変わってしまったりズレてしまうことがあります。
それから、結んだところで輪になっている方をどこかシッカリした所に括ってしまうのも手、力が入りやすくなり目を詰めることができます。

あとはひたすら、画像のように左右順に編み込んでいくだけなのですが、都度きっちり隙間が出来ないようギュっと締め込んだり、太いロープを広げたり… 作っているうちに段々コツが掴めてきます。
出来るだけ太さが均一で、山の頂点などが一直線になるようにしましょう。
最初のうちは整い難いのですが、中盤になると段々綺麗に編めるようになってきます。

裏側はこんな感じになっています。この溝に斧の刃先を差し込むんです。

少し長めに編み、編み終わりを縛って出来上がり。カットした部分はライターで炙るなどして解れないようにします。
巻き初めは、そのうちにロープが伸びてきますので、巻き終わりより少し長めに編んでおきます。

この斧は、巻き終わりから一旦最上部で持っていき、折り返して巻き初め位置で縛ることにしました。
ガイロープは滑って締め込み難いので、先を10cmほど残してカットし、コードロックを使おうと思っています。
生憎、手元にコードロックが無く、後日になってしまいますけれど。
目の前には、日本野鳥の会のバードウォッチング長靴が積まれていて、それぞれに5個(5色)入っているので手が出そうになりましたが、コードロックの為にバードウォッチング長靴を新調するのもバカげていますので、ぐっと堪えて先送りしました。

雨が多めの秋キャンプ、今週末は台風も接近してきてちょっと荒れ模様のようです。
手持ちぶさたな時にでも、道具の手入れと併せて、刃沓作りなんて如何ですか?
作業が簡単な割りには実用的で、満足度もかなり高いです。
Posted by 電脳職人 at 11:12│Comments(2)
│小物類
この記事へのコメント
こんにちわぁ(*^_^*)
私が持っている手斧のカバーも先日壊れてしまったため、カバーをどうしようか考えていました。。。刃沓って言うのですね。
簡単そうですし、安価でできそうなので私もやってみようと思います☆
とてもタイムリーな情報をありがとうございます☆
私が持っている手斧のカバーも先日壊れてしまったため、カバーをどうしようか考えていました。。。刃沓って言うのですね。
簡単そうですし、安価でできそうなので私もやってみようと思います☆
とてもタイムリーな情報をありがとうございます☆
Posted by R’sパパ
at 2014年10月10日 13:01

R’sパパさんこんにちは
慣れると結構サクサク編めちゃうので、その内に知人や友人の持ち物の中に、剥き出しのまま持ち歩かれている斧が何処かにないか、キョロキョロしちゃったりしますよ(笑)
ご覧の通り、細い方のロープが色の決め手になります。
慣れると結構サクサク編めちゃうので、その内に知人や友人の持ち物の中に、剥き出しのまま持ち歩かれている斧が何処かにないか、キョロキョロしちゃったりしますよ(笑)
ご覧の通り、細い方のロープが色の決め手になります。
Posted by 電脳職人
at 2014年10月10日 13:19

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