2023年12月14日
EENOUR P1500 防災 自宅温泉用ツールの活用
災害への備えは大事ですが、もっと大事なのは万が一の時、それらがきちんと使えることです。
非常食はローリングストックといって、賞味期限の5年を念頭に入れ、毎年1/5ずつ消費しては補充することを繰り返していけば、5年に一度一気に入れ替えるため纏まった出費になってしまったり、全ての非常食が賞味期限切れになっているといった事を避けることが出来ます。
道具類も同じことで、日常生活にも取り入れることが出来れば、イザという時に使えないなんて事を避けられます。
仕事柄、自治会などの防災用品の点検をすることがしばしば有りますが、購入した発電機にオイルが入っていないとか、入れてあったガソリンが劣化しているといったことは茶飯事です。
行事の度にコンディションのチェックを兼ねて何かしら使うというのはとても大事なことです。
また、防災用品として大枚を叩いて購入し、倉庫の中で保管しておくというのも勿体ない話しです。
さて、前回自宅で温泉を楽しみませんか?という投稿をしましたが、これらの道具を揃えることは、温泉を楽しむこと以上に意義があります。
出費やスペースなど様々な点から少しハードルが高い防災用品も、温泉スタンドで普段使いできれば一歩前進できる方もいらっしゃることと思います。
万が一災害に見舞われた時、飲料水はもちろんですが、生活用水は思いのほか沢山必要になります。
画像はタンクから抜き出しているところですが、断水してしまった時は逆にポンプを川や貯水池へ入れ、タンクへ生活用水を確保することが出来ます。
温泉が多い地域でしたら、お風呂用にそれを分けていただくことも出来るかもしれません。
AC100ではなくDC12Vのポンプを選ぶのもその為で、車とポータブル電源何れでも使うことができるからです。
ポータブル電源はAC100とDC12V両方が使える物がほとんどですが、車のシガーソケットが使えるのは心強いです。
雨水を貯水するタンクからバケツで運ぶのは結構大変な作業ですが、ビルジポンプがあればあっという間です。
一旦浴槽へと移し、そこから洗濯機やトイレのタンクへ移すのも手でしょう。
自治体によっては貯水タンクの購入・設置に補助金を出してくださる所もありますので、対象地域でしたらぜひ活用してください。
普段は散水に使ったりしていますが、災害時は生活用水として活用できますし、ポンプ&タンクで確保してきた水を浴槽と併せてプールしておくことも出来ます。
普段は自宅温泉を楽しむことができますが、イザという時は水を確保するための頼もしいツールになってくれます。
プロパンガスをお使いの地域でしたら、停電や断水していてもお風呂へ入ることが出来るかもしれません。
我が家の給湯器でテストした際、184W程度で給湯できていましたが、水温によっても変わってくると思います。
一番寒い時期にEENOUR P1500での消費電力を実測してみます。
電気代も高騰している今、標準充電回数500回のリチウムイオンに、標準充電回数3500回のリン酸鉄を使ったP1500が加わったので、調子が良ければ日常的に活用しても大丈夫。しかもチャージは車載のソーラーパネルを使う、お天道様からの賜りものです(笑)
プロパンガスが使えなかったらどうしましょうか
真っ先に思う浮かぶのはドラム缶風呂ですね
最後にドラム缶風呂を焚いたのは10年も前になります
川からポンプで水を汲み上げて薪焚き
●ハシゴを準備したのですが浮力で出るのは楽なので外の足場だけで良い
●薪で沸かすと想像以上に早い
この子たちもすっかり大人びています。10年なんてあっという間ですね。
●お湯が溢れると鎮火してしまうので、子どもが居たら先に入れ、適量を把握しておくことが大事。
などなど、やってみないと解らないことが沢山あります。
何より、スチールのドラム缶は使用後絶望的に錆びる(笑)
当時、オークション等でステンレスのドラム缶を良く見かけましたが、いざ準備しようと思ったらなかなか見つからず、以来頓挫してしまっていますが、今はタンク&ポンプがありますので、その気になればドラム缶風呂の温泉バージョンも出来てしまいます。
大きな陣幕も購入しましたし、簡単タープのサイドウォールもありますので、あとはステンレスのドラムカンだけです。
直焚きに拘らなければ、折り畳み式のこんな商品もあります。
温泉を汲んで来れれば良いのですが、それが叶わなかった時の給湯方法を考えなければならないですね。
瞬間湯沸器をカセットガスで使えるようにするのは常套手段ですが、万が一の災害時はカセットガスは貴重なエネルギー源になりますから、やはり薪や炭の力に頼るのが賢明でしょう。
CHOFU(長府製作所)さんのマキ焚兼用機は非常にポピュラーで、灯油を燃焼させるバーナーと、薪焚きの両方ができます。
バーナーレスの設定もあるようですから、薪焚き専用にすればよりリーズナブルに導入できます。
とはいえ、気軽に購入できる金額ではありませんから、手元にある薪ストーブをSANEIのバス接続管やジャバラを使って何とか繋げてなんてことを考えたりしました。
当時は頓挫してしまいましたが、ecoバカクリエイションのモーリーさんが、ご自宅のお風呂をはじめ、最近は送風機付きのポータブル型の動画を上げていらっしゃったりしたので、興味深く拝見はしていたのですが、今回の投稿にあたり検索してみると、やはりやっている方が結構いらっしゃり、中でも目を引いたのは4年半前に投稿されたこの方のブログでした。
防災、防災!なんて考えると億劫になりがちですし、きちんとした物を揃えようと思うと結構な出費になってしまいますが、こうして楽しみながら試行錯誤し、イザという時に使えれば良い事づくめ… ですよね?
信州焚火会には、車を車中泊仕様にしたり、こんなことに取り組んでみたりといったメンバーが数人いますが、そんな仲間が増えてくれたらもっと楽しいろうなと思っています。
随時募集していますので、楽しいことが好きな皆さんぜひお集まりください。
焚き火を囲みながら、よもやま話に花を咲かせましょう(笑)
手っ取り早く導入したい方は、NOMAD Nomad Collapsible Tub やSalty Barrel
といった製品も市販されているようです。
個人的には、一番楽しい所を他人に委ねてしまうとは… と思ったりしますが、これらを参考に習作してみるのも手かもしれません。
FIRESIDE社からは、こんなセレブなお風呂もリリースされています。
ご用命はぜひ当店へ
非常食はローリングストックといって、賞味期限の5年を念頭に入れ、毎年1/5ずつ消費しては補充することを繰り返していけば、5年に一度一気に入れ替えるため纏まった出費になってしまったり、全ての非常食が賞味期限切れになっているといった事を避けることが出来ます。
道具類も同じことで、日常生活にも取り入れることが出来れば、イザという時に使えないなんて事を避けられます。
仕事柄、自治会などの防災用品の点検をすることがしばしば有りますが、購入した発電機にオイルが入っていないとか、入れてあったガソリンが劣化しているといったことは茶飯事です。
行事の度にコンディションのチェックを兼ねて何かしら使うというのはとても大事なことです。
また、防災用品として大枚を叩いて購入し、倉庫の中で保管しておくというのも勿体ない話しです。
2023/12/13
さて、前回自宅で温泉を楽しみませんか?という投稿をしましたが、これらの道具を揃えることは、温泉を楽しむこと以上に意義があります。
出費やスペースなど様々な点から少しハードルが高い防災用品も、温泉スタンドで普段使いできれば一歩前進できる方もいらっしゃることと思います。
万が一災害に見舞われた時、飲料水はもちろんですが、生活用水は思いのほか沢山必要になります。
画像はタンクから抜き出しているところですが、断水してしまった時は逆にポンプを川や貯水池へ入れ、タンクへ生活用水を確保することが出来ます。
温泉が多い地域でしたら、お風呂用にそれを分けていただくことも出来るかもしれません。
AC100ではなくDC12Vのポンプを選ぶのもその為で、車とポータブル電源何れでも使うことができるからです。
ポータブル電源はAC100とDC12V両方が使える物がほとんどですが、車のシガーソケットが使えるのは心強いです。
雨水を貯水するタンクからバケツで運ぶのは結構大変な作業ですが、ビルジポンプがあればあっという間です。
一旦浴槽へと移し、そこから洗濯機やトイレのタンクへ移すのも手でしょう。
自治体によっては貯水タンクの購入・設置に補助金を出してくださる所もありますので、対象地域でしたらぜひ活用してください。
普段は散水に使ったりしていますが、災害時は生活用水として活用できますし、ポンプ&タンクで確保してきた水を浴槽と併せてプールしておくことも出来ます。
普段は自宅温泉を楽しむことができますが、イザという時は水を確保するための頼もしいツールになってくれます。
2021/01/23
プロパンガスをお使いの地域でしたら、停電や断水していてもお風呂へ入ることが出来るかもしれません。
我が家の給湯器でテストした際、184W程度で給湯できていましたが、水温によっても変わってくると思います。
一番寒い時期にEENOUR P1500での消費電力を実測してみます。
電気代も高騰している今、標準充電回数500回のリチウムイオンに、標準充電回数3500回のリン酸鉄を使ったP1500が加わったので、調子が良ければ日常的に活用しても大丈夫。しかもチャージは車載のソーラーパネルを使う、お天道様からの賜りものです(笑)
プロパンガスが使えなかったらどうしましょうか
真っ先に思う浮かぶのはドラム缶風呂ですね
最後にドラム缶風呂を焚いたのは10年も前になります
川からポンプで水を汲み上げて薪焚き
●ハシゴを準備したのですが浮力で出るのは楽なので外の足場だけで良い
●薪で沸かすと想像以上に早い
この子たちもすっかり大人びています。10年なんてあっという間ですね。
●お湯が溢れると鎮火してしまうので、子どもが居たら先に入れ、適量を把握しておくことが大事。
などなど、やってみないと解らないことが沢山あります。
何より、スチールのドラム缶は使用後絶望的に錆びる(笑)
当時、オークション等でステンレスのドラム缶を良く見かけましたが、いざ準備しようと思ったらなかなか見つからず、以来頓挫してしまっていますが、今はタンク&ポンプがありますので、その気になればドラム缶風呂の温泉バージョンも出来てしまいます。
大きな陣幕も購入しましたし、簡単タープのサイドウォールもありますので、あとはステンレスのドラムカンだけです。
直焚きに拘らなければ、折り畳み式のこんな商品もあります。
温泉を汲んで来れれば良いのですが、それが叶わなかった時の給湯方法を考えなければならないですね。
瞬間湯沸器をカセットガスで使えるようにするのは常套手段ですが、万が一の災害時はカセットガスは貴重なエネルギー源になりますから、やはり薪や炭の力に頼るのが賢明でしょう。
CHOFU(長府製作所)さんのマキ焚兼用機は非常にポピュラーで、灯油を燃焼させるバーナーと、薪焚きの両方ができます。
バーナーレスの設定もあるようですから、薪焚き専用にすればよりリーズナブルに導入できます。
とはいえ、気軽に購入できる金額ではありませんから、手元にある薪ストーブをSANEIのバス接続管やジャバラを使って何とか繋げてなんてことを考えたりしました。
当時は頓挫してしまいましたが、ecoバカクリエイションのモーリーさんが、ご自宅のお風呂をはじめ、最近は送風機付きのポータブル型の動画を上げていらっしゃったりしたので、興味深く拝見はしていたのですが、今回の投稿にあたり検索してみると、やはりやっている方が結構いらっしゃり、中でも目を引いたのは4年半前に投稿されたこの方のブログでした。
防災、防災!なんて考えると億劫になりがちですし、きちんとした物を揃えようと思うと結構な出費になってしまいますが、こうして楽しみながら試行錯誤し、イザという時に使えれば良い事づくめ… ですよね?
信州焚火会には、車を車中泊仕様にしたり、こんなことに取り組んでみたりといったメンバーが数人いますが、そんな仲間が増えてくれたらもっと楽しいろうなと思っています。
随時募集していますので、楽しいことが好きな皆さんぜひお集まりください。
焚き火を囲みながら、よもやま話に花を咲かせましょう(笑)
手っ取り早く導入したい方は、NOMAD Nomad Collapsible Tub やSalty Barrel
といった製品も市販されているようです。
個人的には、一番楽しい所を他人に委ねてしまうとは… と思ったりしますが、これらを参考に習作してみるのも手かもしれません。
FIRESIDE社からは、こんなセレブなお風呂もリリースされています。
ご用命はぜひ当店へ