2023年09月06日
電脳工房のレンタル用品 08 ポータブル冷凍冷蔵庫 EENOUR S42

ポータブル電源と共に、ここ数年人気なのがポータブル冷凍冷蔵庫です。

EENOUR社のS42の庫内は42L
通常のクーラーボックスとは異なり、ポータブル冷凍冷蔵庫は保冷剤が要らないので庫内を目一杯使うことができます。
S42のメイン庫内(ストレージ大)は-20~10℃に設定することができ、サブの庫内(ストレージ小)はその設定温度-20℃(MAX10℃)での運用になります。
家電の冷蔵庫はJISで0~10℃と定められていますので
メイン:5℃/サブ10℃で冷蔵庫
メイン:-15℃/サブ5℃で冷凍庫+冷蔵庫
メイン:-20℃/サブ0℃で冷凍庫+キンキンに冷える冷蔵庫
という感じの運用が一般的になると思います
私は最後の冷凍主体の運用で、氷や冷凍食材を入れておき、サブにはおつまみ類をなんて使い方が多いです。
実際に水が力強く凍り出すのは-5℃くらいからですので、0℃といってもすぐに食材が凍るようなことが無いからです。もちろん、食材の種類や形状にもよりますけれど。

家庭のAC100を使うことができます
キャンプの前に買い出しをして、食材の保管に困ったことはありませんか?
冷凍庫・冷蔵庫へ入れておいたのに、取りこぼしてしまい現地であ!ってことはありませんでしたか?
25℃の庫内温度から-20℃まで、わずか75分で予冷が完了しますので、お出かけ前に通電しておけば、臨時の保管庫が確保できますし、夏の氷やアイス確保にも便利です。

車で移動する際はシガーソケットから給電(コード2.5m)

もちろん、ポータブル電源からの給電も可能です。

製品評価のため、この日は背面のAC100で給電していますが、ポータブル電源で運用する際はDC12Vを使った方が電力が節約できます。
ポータブル電源の内部はDCで構成されているのですが、AC100を使う際はインバーターを使うため、その消費電力が結構大きいからです。
ここ数年、高出力・大容量のポータブル電源がどんどんリリースされていますが、例えば小型のポータブル電源で電気毛布を使っていた方が、もっと長時間使いたいと大型の物に買い替えたところ、想像以上に持続時間が短かったとぼやかれるのはこのためで、インバーターの消費電力はバカにできません。

60W前後で稼働します

チェックインの15:00~チェックアウトの10:00まで約19時間稼働させましたが、AC100でもまだまだ余裕がありました。

氷やアイスをストック

冷凍食品をストック

子どもたちの食欲はムラがありますが、冷凍状態をずっとキープできるので、余っても安心して持ち帰ることができます。
ピザ窯 OONI や KABUTO との相性もバッチリです
あれもこれもと持っていき、結局持ち帰ってくるなんてことはありませんか?
焼き肉用のお肉なども同様です
一番重宝するのは連泊やグループキャンプの時です
保冷剤や氷を詰め込んでおき、翌日のクーラーボックスへの補給や配布に使えば、クーラーボックスの中はいつでもヒエヒエです。
※ポータブルタイプはメーカー/機種を問わず家庭用冷蔵庫ほどパワーはありませんので、一旦溶けてしまった保冷剤を入れると、キープしている氷や食材にも影響を与えてしまいますので、庫内に何かしら残っていたら、割り切って取り出したままにしておくのが無難です。
飲み物をどっさり冷やしておくのは結構大変ですが、氷をありったけキープしておけば、冷たい飲み物を沢山準備することが出来ますので、スポーツや作業でほっと一息つくこともできます。
使ってみないと解らないポータブル電源やポータブル冷凍冷蔵庫
以前に比べて値段がこなれてきたとはいえ、気軽に買えるお値段ではありません。
イザという時のレンタルはもちろんですが、購入前の試用としてもご利用ください。
Posted by 電脳職人 at 19:00│Comments(0)
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