2016年10月28日
加圧式ケロシンコンロ(SHC88)点火
2016/10/28
わくわくの初点火です
色々な器具を使ってきましたが
初点火ってやっぱり楽しいですね!
正面にあるのは火力調整バルブ
右へ伸びているのがメインバルブ(燃料バルブ)
右奥がポンプハンドルです
点火方法は人それぞれといいますか
メインバルブを開く→プレヒート→火力調整バルブを開く
という方もいれば
火力調整バルブを開く→プレヒート→メインバルブを開く
という方もいます。
今回は、何度か点火させてみて、一番安定していた手順を掲載しますので、お使いになる時は試行錯誤してみてください。
バルブを両方締めて20回程度ポンピング
正面の火力調整バルブを半分ほど開く
※この固体は1+3/4回転するので概ね1回転ほど回しました
カセットガスバーナーを使ってプレヒート
※エアー量が調整できるバーナーだったので、炎が見えやすいよう赤火にしています。
火力調整バルブの付け根、鋳鉄パーツの穴。
火力調整バルブの付け根右、風防に開いている大きめの穴。
この二箇所も使って満遍なく暖めます。
暖かい時期で1分~寒い時期で3分、生ガスが出ないよう念入りにプレヒートしてください。
充分温まったら、メインバルブを徐々に開いて燃料を送ります。
こんな風に炎が上がったらOKです
以降は自らの熱でバーナー部分をまたくジェネレーター(気化器)を熱し、燃料を気化してくれます。
もしも立ち消えしてしまったら、一旦全てのバルブを閉じ、ドレンから灯油を抜き出し、最初(プレヒート)から。
※念のため排出した灯油を受けるカップなどを準備しておくと便利です。
結構な量の灯油が排出され、振り出しに戻るとあってはガッカリですが、この状態でプレヒートしていくとジェネレーター内部に残った燃料が気化し、ボッボッボという音を発して僅かに青火が出て、熱されたことを知らせてくれるので、タイミングが取りやすくなります。メゲずにいきましょう!
初回なので暫く不純物が流れ込んだのでしょう、突然赤火が上がったりしましたが、暫くしたら綺麗な炎になりました。
以降はいたって綺麗な炎が、安定して出続けました。
12inchのダッチオーブンを載せてみました。
サイズ的にはまだまだ余裕があるというか、もっと大きい方が熱が逃げず良いんじゃないか?と思えるくらいです。
水を5L入れてみましたが、沸騰まで19分ほど。
以前、様々な火器を使い、トランギアのケトル(0.9L)に水を500cc入れて沸騰までの時間を計る実験をした際、2,600Kcal/hのカセットガスコンロは約3分、5Lだと30分という勘定で、パワーが半分ほどですからSHC88には15分くらいのスコアを期待したいところなのですが、分厚い鋳物のダッチオーブンが冷えている状態からの数字ですから…
適当なままでは尾を引きそうだったので、ケトルでも試してみました。
いつもの笛吹ケトル登場、2L入れてスタート!
しっかり笛が鳴くまで7分弱
前出のカセットガスコンロと比較すると期待値は6分ですから、まぁまぁ良い線いっていますね。
ところで、最初に使おうとした12inchのダッチオーブンは、脚付きだったので安定性に欠け、仕方なく脚を切った物を載せました。
脚付きのダッチオーブンは、昨年友人が九州へ転勤した際の置き土産です、随分以前に購入したものの、直後にLODGEの信者になってしまい、出番が無くなりお蔵入りしていたそうです。
確かコストコで購入したノーブランド
そう言っていましたが、リッドにはKELTYの文字が。
あまり馴染みが無い方も多いと思いますが、米国では日本におけるColemanのようなブランドです。
収納袋の中に入っていた新聞は11年以上前の物。
ベテランキャンパーの蔵を一度覗いてみたいです。
本体は焚き火で育てることにして
洗って古い油を焼き切り
念入りなシーズニングでひとまずリセット
育ちにくいリッドはSHC88のパワーを使い、しっかりオイルを焼き付けました。
話しが逸れてしまいましたが
コンロもダッチオーブンも、これからがとても楽しみです。
正面の火力調整バルブを半分ほど開く
※この固体は1+3/4回転するので概ね1回転ほど回しました
カセットガスバーナーを使ってプレヒート
※エアー量が調整できるバーナーだったので、炎が見えやすいよう赤火にしています。
火力調整バルブの付け根、鋳鉄パーツの穴。
火力調整バルブの付け根右、風防に開いている大きめの穴。
この二箇所も使って満遍なく暖めます。
暖かい時期で1分~寒い時期で3分、生ガスが出ないよう念入りにプレヒートしてください。
充分温まったら、メインバルブを徐々に開いて燃料を送ります。
こんな風に炎が上がったらOKです
以降は自らの熱でバーナー部分をまたくジェネレーター(気化器)を熱し、燃料を気化してくれます。
もしも立ち消えしてしまったら、一旦全てのバルブを閉じ、ドレンから灯油を抜き出し、最初(プレヒート)から。
※念のため排出した灯油を受けるカップなどを準備しておくと便利です。
結構な量の灯油が排出され、振り出しに戻るとあってはガッカリですが、この状態でプレヒートしていくとジェネレーター内部に残った燃料が気化し、ボッボッボという音を発して僅かに青火が出て、熱されたことを知らせてくれるので、タイミングが取りやすくなります。メゲずにいきましょう!
初回なので暫く不純物が流れ込んだのでしょう、突然赤火が上がったりしましたが、暫くしたら綺麗な炎になりました。
以降はいたって綺麗な炎が、安定して出続けました。
12inchのダッチオーブンを載せてみました。
サイズ的にはまだまだ余裕があるというか、もっと大きい方が熱が逃げず良いんじゃないか?と思えるくらいです。
水を5L入れてみましたが、沸騰まで19分ほど。
以前、様々な火器を使い、トランギアのケトル(0.9L)に水を500cc入れて沸騰までの時間を計る実験をした際、2,600Kcal/hのカセットガスコンロは約3分、5Lだと30分という勘定で、パワーが半分ほどですからSHC88には15分くらいのスコアを期待したいところなのですが、分厚い鋳物のダッチオーブンが冷えている状態からの数字ですから…
適当なままでは尾を引きそうだったので、ケトルでも試してみました。
いつもの笛吹ケトル登場、2L入れてスタート!
しっかり笛が鳴くまで7分弱
前出のカセットガスコンロと比較すると期待値は6分ですから、まぁまぁ良い線いっていますね。
ところで、最初に使おうとした12inchのダッチオーブンは、脚付きだったので安定性に欠け、仕方なく脚を切った物を載せました。
脚付きのダッチオーブンは、昨年友人が九州へ転勤した際の置き土産です、随分以前に購入したものの、直後にLODGEの信者になってしまい、出番が無くなりお蔵入りしていたそうです。
確かコストコで購入したノーブランド
そう言っていましたが、リッドにはKELTYの文字が。
あまり馴染みが無い方も多いと思いますが、米国では日本におけるColemanのようなブランドです。
収納袋の中に入っていた新聞は11年以上前の物。
ベテランキャンパーの蔵を一度覗いてみたいです。
本体は焚き火で育てることにして
洗って古い油を焼き切り
念入りなシーズニングでひとまずリセット
育ちにくいリッドはSHC88のパワーを使い、しっかりオイルを焼き付けました。
話しが逸れてしまいましたが
コンロもダッチオーブンも、これからがとても楽しみです。
Posted by 電脳職人 at 19:00│Comments(0)
│火器
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