2015年06月09日
オリジナルアイテム製作 マグカップ
電脳工房では、様々なアイテムを製作することができます。
長らくご愛顧いただいていたemalia(エマリア)の琺瑯製ベリードマグカップもその一つ。
廃盤のため今では残り僅か(数色)になってしまいましたが、全8色のカラフルなベリードマグカップに、お好みで名前やイラストを入れたオリジナルカップは、ご依頼主のセンスと個性にも助けられ、とても可愛いとご好評をいただいていました。
それとは対照的に、落ち着いた雰囲気に仕上がるのが今回紹介しますサンドブラストでの施工です。
長らくご愛顧いただいていたemalia(エマリア)の琺瑯製ベリードマグカップもその一つ。
廃盤のため今では残り僅か(数色)になってしまいましたが、全8色のカラフルなベリードマグカップに、お好みで名前やイラストを入れたオリジナルカップは、ご依頼主のセンスと個性にも助けられ、とても可愛いとご好評をいただいていました。
それとは対照的に、落ち着いた雰囲気に仕上がるのが今回紹介しますサンドブラストでの施工です。
電脳工房は、アウトドア・防災用品販売のほかに、コンピュータカッティング部門とサンドブラスト部門があり、何れもアウトドア・防災部門より遙かに歴史があります。
コンピュータカッティング部門は、カッティングマシンでマーキングフィルムをカットし、看板・ステッカーの製作や車のマーキング(社名やストライプ入れ)を行います。
サンドブラスト部門は、主として機材の開発・製造・販売を行っており、春先に昭島にオープンしたColemanさんに納品されたシステムは、私どもが設計・製作したシステムが、コーディネーターさんのお目に留まり採用いただいたものです。
長年培ってきたそれらのノウハウを活かし、ステッカーやワッペン、アウトドア用品に施工するなどして、オリジナルアイテムを製作しているのです。
最近、キャンプ仲間が主催されている「外遊びの会」さんで、メンバーのお一人がロゴを作られたのをきっかけに、オリジナルアイテムを作ろうという声が一気に上がっています。しかし、作りたい物があれこれ増えていく一方で、適切なオーダー先が見付からなかったり、小ロットでは対応して貰えなかったりかなりの高額になったりで、頓挫してしまうのが常です。
メンバーの中にはその一部を生業にしている方もいらっしゃるので、出来るだけ口を挟まないようにしますが、外注に出すようなケースになると、結局は私どものような業者にオーダーされ、費用が上乗せされてしまうことも有ります。
(上乗せと言っても、窓口となるお店は、言うなればコーディネーターですから適正な報酬ですし、均一の価格でお客さまにメリット、オーダーに従い製作に専念できるので私どもにメリット、一見さんが飛び込みでオーダーするより、時には相互のメリットとなることも多いので、一概に否定している訳ではありません。)
オリジナルとなると益々事情は複雑になり、時には電報ゲームのようになってしまいますし、時には窓口となるお店自体が要領を得ないこともあります。普段馴染みがないオーダーが入ればそれも致し方ないですね。
そういったコスト高や製作自体が叶わなくなる可能性を、出来るだけ排除するために、コーディネーターとしての役割を少しだけ担ったり、頓挫しそうな物を形にできればと、少しだけ首を突っ込むことにしました。
今回のマグカップはその第一弾というわけです。
カッティングしてブラストする部分を剥離
全体をマスキング
少しでも隙間があると、そこがブラストされてしまい台無しになりますので、実はこの作業が一番手間が掛かり神経を遣う所だったりします。
施工は一般的な吸上式サンドブラスターではなく、直圧式サンドブラスターを使用します。
直圧式サンドブラスターは吸上式のエアー使用量1/3で、3倍のパワーがあるとされていますが、最大のメリットはメディア量や圧力を細かくコントロールすることができ、錆落としや塗装剥離などパワフルな施工から、繊細なアートまでソツ無くこなすことができます。
光沢があるステンレスのマグカップに、梨地で文字やイラストを入れます。
印刷と比べて少し控えめですが重厚感があり、擦れたり薄くなる事もありません。 ※ストロボを使って撮影したため、コントラストがかなり高くなりハッキリ写っています。
マスクを剥がして完成です。
これは熱くなりにくく冷めにくい、ステンレスのダブルウォールマグですが、シングルウォールも軽くてお値段もこなれていますし、印刷ではないのでその気になれば火器に乗せる事もできるので、どちらかというとシングルウォールの方がオーダーが多めです。
画像では持ち込みでColemanの製品を使用していますが
定番はBelmontの
シングル250cc(定価 237円)/シングル310cc(定価 626円)
お取り寄せで
シングル280cc(486円)/ダブル200cc(定価756円)
を使っています。
もちろん、持ち込み素材も相談に乗っています。
グルキャンでどれが誰のだか解らなくなりがちなsnowpeakのシェラカップに目印とか(笑)
サンドブラストでの製作は、様々な方法があります。
emaliaのように彫って塗料を流し込んだり、このように梨地で表現したり。
梨地での名入れはケリーケトルやソロストーブなどでも可能です。
スチールに塗装された物の塗装だけを剥離し、酸を掛けてそこを錆びさせるなんてことも。
金属(ステンレス・真鍮 etc...)や塗装面だけでなく、こんな具合に木部にも。
デニムの脱色もできます。
今回は、カッティングでマスクを作成しましたが、特殊な樹脂フィルムを使うと、細かい柄や写真も施工することができます。
これは鏡を裏面から施工しています。 ※画像は試作品で意匠や肖像権を侵害するものは製作できません。
先ずは手頃なステンレスマグカップなど如何ですか?
一点でも製作できますので、プレゼントにも最適です。
※申し訳ありませんがラッピングは承る事ができません。
コンピュータカッティング部門は、カッティングマシンでマーキングフィルムをカットし、看板・ステッカーの製作や車のマーキング(社名やストライプ入れ)を行います。
サンドブラスト部門は、主として機材の開発・製造・販売を行っており、春先に昭島にオープンしたColemanさんに納品されたシステムは、私どもが設計・製作したシステムが、コーディネーターさんのお目に留まり採用いただいたものです。
長年培ってきたそれらのノウハウを活かし、ステッカーやワッペン、アウトドア用品に施工するなどして、オリジナルアイテムを製作しているのです。
最近、キャンプ仲間が主催されている「外遊びの会」さんで、メンバーのお一人がロゴを作られたのをきっかけに、オリジナルアイテムを作ろうという声が一気に上がっています。しかし、作りたい物があれこれ増えていく一方で、適切なオーダー先が見付からなかったり、小ロットでは対応して貰えなかったりかなりの高額になったりで、頓挫してしまうのが常です。
メンバーの中にはその一部を生業にしている方もいらっしゃるので、出来るだけ口を挟まないようにしますが、外注に出すようなケースになると、結局は私どものような業者にオーダーされ、費用が上乗せされてしまうことも有ります。
(上乗せと言っても、窓口となるお店は、言うなればコーディネーターですから適正な報酬ですし、均一の価格でお客さまにメリット、オーダーに従い製作に専念できるので私どもにメリット、一見さんが飛び込みでオーダーするより、時には相互のメリットとなることも多いので、一概に否定している訳ではありません。)
オリジナルとなると益々事情は複雑になり、時には電報ゲームのようになってしまいますし、時には窓口となるお店自体が要領を得ないこともあります。普段馴染みがないオーダーが入ればそれも致し方ないですね。
そういったコスト高や製作自体が叶わなくなる可能性を、出来るだけ排除するために、コーディネーターとしての役割を少しだけ担ったり、頓挫しそうな物を形にできればと、少しだけ首を突っ込むことにしました。
今回のマグカップはその第一弾というわけです。
カッティングしてブラストする部分を剥離
全体をマスキング
少しでも隙間があると、そこがブラストされてしまい台無しになりますので、実はこの作業が一番手間が掛かり神経を遣う所だったりします。
施工は一般的な吸上式サンドブラスターではなく、直圧式サンドブラスターを使用します。
直圧式サンドブラスターは吸上式のエアー使用量1/3で、3倍のパワーがあるとされていますが、最大のメリットはメディア量や圧力を細かくコントロールすることができ、錆落としや塗装剥離などパワフルな施工から、繊細なアートまでソツ無くこなすことができます。
光沢があるステンレスのマグカップに、梨地で文字やイラストを入れます。
印刷と比べて少し控えめですが重厚感があり、擦れたり薄くなる事もありません。 ※ストロボを使って撮影したため、コントラストがかなり高くなりハッキリ写っています。
マスクを剥がして完成です。
これは熱くなりにくく冷めにくい、ステンレスのダブルウォールマグですが、シングルウォールも軽くてお値段もこなれていますし、印刷ではないのでその気になれば火器に乗せる事もできるので、どちらかというとシングルウォールの方がオーダーが多めです。
画像では持ち込みでColemanの製品を使用していますが
定番はBelmontの
シングル250cc(定価 237円)/シングル310cc(定価 626円)
お取り寄せで
シングル280cc(486円)/ダブル200cc(定価756円)
を使っています。
もちろん、持ち込み素材も相談に乗っています。
グルキャンでどれが誰のだか解らなくなりがちなsnowpeakのシェラカップに目印とか(笑)
サンドブラストでの製作は、様々な方法があります。
emaliaのように彫って塗料を流し込んだり、このように梨地で表現したり。
梨地での名入れはケリーケトルやソロストーブなどでも可能です。
スチールに塗装された物の塗装だけを剥離し、酸を掛けてそこを錆びさせるなんてことも。
金属(ステンレス・真鍮 etc...)や塗装面だけでなく、こんな具合に木部にも。
デニムの脱色もできます。
今回は、カッティングでマスクを作成しましたが、特殊な樹脂フィルムを使うと、細かい柄や写真も施工することができます。
これは鏡を裏面から施工しています。 ※画像は試作品で意匠や肖像権を侵害するものは製作できません。
先ずは手頃なステンレスマグカップなど如何ですか?
一点でも製作できますので、プレゼントにも最適です。
※申し訳ありませんがラッピングは承る事ができません。
Posted by 電脳職人 at 10:59│Comments(0)
│小物類
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