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2024年01月15日

HIACE DIESEL(KZH106) エアフィルター清掃とECUリセット

経年車輛のHIACE WAGON(構造変更して登録は4ナンバー)へワコーズのケミカルを投入し、縦揺れが随分納まった感がありますが、この際ですからとことん手を付けておきます。

随分古い車ですが、3.0LのDIESEL TURBO車はトクルは太く吹け上りも抜群で、以前並行して乗っていたノンターボの3.0Lとは比べるのも馬鹿らしくなるくらいで、潰れるまで乗り続けるというより、車を運転できる間は潰れないでくれと思えるほどです。

有り得ませんが再販され、現行の最新技術満載の200系ハイエースと並べられても、多分この車を選ぶことでしょう。

HIACE DIESEL(KZH106) エアフィルター清掃とECUリセット

そんな車のエアフィルターは、運転席側のタイヤハウス後ろ、下から手を突っ込む位置にあります。
※エアフィルター/エアクリーナー/エアエレメントなど様々な呼び方がありますが、以降馴染がエアフィルターと表記します。

乗用車ですとボンネットを開け、クリップを数個外すだけの簡単作業ですので気軽に清掃できますが、この構造ですとついつい億劫になってしまいます。

HIACE DIESEL(KZH106) エアフィルター清掃とECUリセット

蝶ナットをプライヤーで緩めてから手回しで外し、少し固着気味だったのでプラスチックハンマーであちこち軽く叩いて外しました。

HIACE DIESEL(KZH106) エアフィルター清掃とECUリセット

更に蝶ナットを外すのですが、ネジ径が違うので混同する心配はありません。

一般的なフィルターとは異なり、オイルフィルターのような形をしています。
1年半前の車検時に交換していた記憶があるので、内から外からエアガンで吹いて埃や塵を飛ばして清掃するに留めました。
見た目はさほど汚れていなかったのですが、エアガンの先端にウレタンホースを付けて奥の方までしっかりブローしたら、逆光で見ると結構舞い散りましたので、きっとそれなりの効果はあると思います。

HIACE DIESEL(KZH106) エアフィルター清掃とECUリセット

これでスッキリ!と言いたいところなのですが、フィルターカバー周辺はシャーシブラックが塗布されていないので、錆や塗装の劣化が甚だしく、今手を付けておかないと… という状況でした。

HIACE DIESEL(KZH106) エアフィルター清掃とECUリセット

内側もよろしくないですね

HIACE DIESEL(KZH106) エアフィルター清掃とECUリセット

サンドブラスターで一皮剥きました。気にしていなかったのですが、所要時間は15~20分くらいかな?

弁の周囲は一段低くなっているので、混入した水がここに溜まるのでしょう。
錆が進行して穴が2個空いていました。

HIACE DIESEL(KZH106) エアフィルター清掃とECUリセット

昨年スプレーガン修理の際購入したパテ

実用硬化6分/完全硬化4~6時間の高速硬化タイプで、しっかり固まるとヤスリ掛け出来るくらいカッチカチになります。

HIACE DIESEL(KZH106) エアフィルター清掃とECUリセット

外装ではないので整形して肉削ぎする必要もなく、強度優先でそのまま塗装しました。

HIACE DIESEL(KZH106) エアフィルター清掃とECUリセット

逆順で装着して完了です

HIACE DIESEL(KZH106) エアフィルター清掃とECUリセット

昨年FFヒーターを装着した時も感じたのですが、錆対策をしないとダメだなぁ…

以前はテロソンという社名でしたが、染めQがヒットしたら染めQテクノロジィへ社名変更してしまった会社の、必殺錆封じがとても気になっています。

通常の錆転換剤はエマルジョン系が多く、ほぼ表面処理に留まり塗膜も木工用ボンドのような感じで、きちんと塗装しないと持ちが悪いのですが、この商品は深部まで浸透し固い塗膜を形成するそうです。
また、塗装面でも防錆剤的に使うことができるそうですから、手が空いた時にちょこちょこ塗り、概ね塗りあがったところで要所塗装をするなんて事もできそうです。
懐にはちょっと優しくない価格設定ですね。

エアフィルターの清掃で吸気量が変わったり、もしかしたらインジェクションのどれかが詰まり気味で、ワコーズのケミカルが奏功して復調したなんて事もあるかもしれないので、ECUもリセットしてみました。

HIACE DIESEL(KZH106) エアフィルター清掃とECUリセット

ECUのリセットというと大変なことをやるように思う方もいらっしゃるかもしれませんが、この車はバッテリーのマイナス端子を外し、しばらく放置してから元に戻すだけです。
今どきの車、特にハイブリッド車などはご法度ですが、古い車はこれで復調することも結構あります。

Wi-Fi周りの調子が悪い時、同じように電源のON/OFFをしてプロパイダの接続先を変えると改善することがありますし、スマホやパソコンの調子が悪い時もそうします。

それと同じことで、学習した内容を一度クリアし、現状のコンディションで再度学習させるという訳です。

ですので、リセットした後はデフォルトの数値でエンジンを始動させますので、今までよりむしろ荒れてしまう場合もありますが、暫くアイドリングさせてから走っている内に、段々と現在のコンディションを把握し復調します。

一通り作業を終え、妻の会社へ迎えに行くと、振動や音はあまり気にしない妻も、随分静かになったねと言っていましたので、燃費の向上と併せて効果は間違いなくあったのでしょう。

それが、ワコーズのSUPER for DIESELなのか、同じくワコーズのDIESEL-1なのか、エアフィルター清掃なのか、ECUリセットなのか定かではないのですが、出来るを尽くしたら調子が良くなったということで。

残すはオイル交換とその際のSUPER for DIESEL適量添加。
折を見て燃料フィルターも交換したいです。

燃料フィルターは、本来はDIESEL-1添加前に交換した方が良いそうです。
折角交換したのに直ぐに汚してしまうなんて!と思いがちですが、DIESEL-1の洗浄力がかなり強いので、フィルターに溜まった不純物まで溶かして燃焼経路へ流し、詰まらせてしまうことがあるそうです。

規定量の0.5~2.0%に対し、控えめな0.7%添加(給油量55Lに対してだと0.9%)にしておいたのもそんな事もあっての事です。

これで「出動」時の不安が大きく解消されましたので、仕事に活動に専念できます!




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Posted by 電脳職人 at 09:30│Comments(0)雑記帳
 
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