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2024年03月25日

HIACE(KZH106) 改良・整備状況まとめ 整備編


あれこれ装備して快適になったHIACE

今度は車輌本体をきっちり整備して、まだまだ頑張って貰わなければ。



大きな縦揺れも気になっていたので振動対策から

問題を切り分けるため、ワコーズのケミカル DIESEL-1 を添加してみました。
結果として軽減されたのですが、根本的な問題は解決されることはありませんでした。



次はエアフィルターです

少し前の車検で交換済なので問題になるほどヤレておらず、エアブローだけしました。
むしろ、ボックスの方に問題ありだったのでしっかり補修し再塗装しました。

ワコーズのDIESEL-1
ワコーズのSUPER for DIESEL(少量添加)
エアフィルター清掃
ECUリセット

どれが最も奏功したのか解らないのですが、エンジンまわりそのものに不安を感じるような揺れは、助手席に乗る妻も感じるくらい軽減されたのですが、しばらく乗ると慣れてしまい不快感という点では及第点には遠く及びませんでした。

意を決してディーラーにエンジンマウントの交換を依頼し、スケジュールが空くまでの間にショックアブソーバーの交換をしました。




特に気になっていたのはフロントでした
カーブでのロール
カックンブレーキ
小さな段差でも響く
キャンプ用品を満載にしていた時は、それでもまだ我慢できたのですが、車中泊ベースにしてリアの荷重が減ったら、不快感は益々大きくなりました。

純正のショックアブソーバーはふわふわしたフィーリングなので、走りに拘っている方には案配が良くないようなのですが、コーナリングは安定するしガツンという衝撃は減るしで言う事無しです。

特にフロントは完全に抜けてしまっていたので乗り心地は激変。
交換はいたって楽なのに、どうして今まで交換しなかったのでしょう。

そしていよいよエンジンマウント交換です
DIYでも何とか出来そうな感じではあったのですが、季節的に雪が降ったり気温が低かったりする中、ありったけの工具をかき集めて丸一日掛けるような作業にモチベーションが上がらずディーラーにお願いしました。

ディーラーでも結構苦労されたようで、左右のマウントを交換するのに、当初3時間の見込みだったのが4時間掛かってしまったということで、1時間分の追加料金が発生しましたが、費用としては十分満足できるものでした。

それ以上に満足できたのが費用対効果でした



次はオイル交換です

エンジンマウント交換の少し前にオイルを交換し、SUPER for DIESELを添加したのですが大きな改善はみられませんでした。
整備の際手違いでオイル交換されてしまい、SUPER for DIESELが無い状態に戻ったのですが、何しろ振動が一気に減ったのでこの段階でも効果を感じることなく、ただただ快適に乗っていました。

幸いオイルを抜くのは非常に楽なので、一部を抜き出して残っていた1/3程度を添加して戻しました。
TURBO車は通常車より添加率を少なめにとの指示があるのですが、更にその半量程度の添加です。

しかし効果は走り出して間もなく感じられ、加速時のザラザラした感じが全く無くなり、僅かですが音や振動も低減した感じがします。

エンジンマウントの交換は、物理的に振動や音を解消するだけでなく、こういう違いも感じることが出来るようになりました。
言い換えれば、何かしら不調がある時は音や振動に現れるものなのですが、それを感じ取れるようになったということは非常に大事で、今回振動対策を行った最も大きな理由でもあります。




今までの不快が一気に解消されたのですが、最後に気になっていた整備、これはどうしても外せません。

DIESEL-1の説明には、添加前に燃料フィルターを交換しろと書かれています。
洗浄効果が大きいので溜まっていた物が落ち、経路を塞いでしまう可能性があるからだそうです。

後回しになってしまっていたことに加え、最後に何時交換されているのかも定かではなく、燃費の悪さもあって一刻も早く手を付けなければなりません。

燃費はここ数年ずっと中・長距離は7km/L台前半、長距離8km/L台前半という状態だったのでした。
冬場は軽油が凍らないよう添加物が増え、スタッドレスタイヤも履いているので燃費が落ちるのは毎年のこと。
降雪降雨での渋滞も多めだったのですが常時7km/Lを切る状態になってしまい、もしかしたらDIESEL-1が落とした汚れのせいかな?とも思えてきました。

もしかしたら本当に新車からそのままだったかもしれない
ヤレ具合に愕然としました

バイクの燃料フィルターは、燃料コックの上や経路の中途でむき出しになっているので比較的清掃し易いですし、詰まりが生じると症状がハッキリ出ることが多いので比較的頻繁に整備するのですが、車はなかなか気が回りませんでした。

振動の軽減で出来るを尽くして残るはここ!という感じですが、もっと大きな期待は燃費の向上でした。

振動はこの段になるとプラシーボと言えなくもないレベルになっているのですが、一番感じたのはトルク感のUPと加速のスムースさです。
アクセルを踏むと力強くスルスル出ていく感じ。
そういえば高速道路での追い抜き時、パワーの衰えを感じたのだけれど、全ての原因はここに有ったのでしょう。

肝心の燃費ですが

街乗りの段階でゲージの下がり方が少し穏やかになった感じがし、往復275kmほどの中距離を走行して帰ってきた時は、間違いなく改善されているという手ごたえを感じることができました。
DIESEL-1の再添加と併せ、詳細は後日掲載できればと思っています。

振動対策はエンジンマウント交換
燃費改善は燃料フィルター交換
乗り心地はショックアブソーバー(特にフロント)交換

が最も効果的でした

残る懸案事項は
ミッションマウント交換
オルタネーター交換(今のところ予防交換の域)
ですが、ひとまず快適さが戻ってきたのでここで一段落とします。
  

Posted by 電脳職人 at 12:30Comments(0)雑記帳