ときには星の下で眠る

今までも何度か取り上げてきたので、お馴染みだとは思いますが、今回は七輪テーブルの話題です。



メインで使っているロータイプは、友人が欲しいというので進呈することにしました。



我が家では二代目のこれは、妻が結婚前に提供してくれた物なのですが、天板に穴を開けるのに抵抗があったようなので、使わなくなったコタツ板をセットできるようにしたものです。



作ってから6年以上経ち、以前は使用頻度がとても高かったので、傷は増えましたがまだまだ使えます。



スチール製品ほど熱くならないとはいっても、それなりの温度になりますので、口元は低温炭化とは言わないまでも、若干焦げてしまっています。
接する部分だけですので、炎上する心配は無さそうですが…

七輪テーブルの搬送や収納をする際は、温度がしっかり下がり、熾のようにくすぶりが無いか十分チェックし、どうぞ気を付けてお使いください。



今どきのトリマーは直径を自由に変更できるようですが、このトリマーに付属するアダプターは固定径だけなので、冶具を作って同心円でカットします。
カットというより掘るに近く、徐々に深くしながらの作業です。



三河黒七輪サイズの出来上がりです。



以前は、テンプレートという型を作り、それに沿ってカットしていたので、型さえ無くさなければ何度でも何個でも作ることが出来たのですが、冶具を使ってカットした方が、均一な速度と力ですっと回すからでしょう。切り口が綺麗に仕上がる気がします。



今回、三河黒七輪の取り扱いを始めて早々、馴染みのお客さんが二人、本体と併せてこのテーブルをリクエストくださいました。
実際には、「テーブルを作ってくれたら買ってやる。」調だったんですけれど。＾＾；



ハイタイプは自家用なのでサクっと作業しましたが、そうは言ってもお代を頂戴する物なので、きちんと養生しての製作です。



最後の最後にバリやズレが出ないよう、裏に補助板も貼っています。



一発しくじるとボツになる可能性もあるので、何度やっても緊張する作業ですが、綺麗に仕上がりました。
断面の様子がハイタイプと少し違うのがお判りいただけると思います。
強度はさほど変わらないように思えるのですが、このテーブルの方がずっと軽く、取り扱いも良いです。



こんな感じに納まります



決して広いとは言えませんが、箸・トング・皿・カップなど、必要な物は一通り置けるのでとっても便利。

大抵は補助テーブルを使うのですが、600×400mm程度の大きさは非常に多い規格なので、縦横問わず綺麗に並べることが出来ます。



脚をパタパタ開閉するだけの手軽さで、収納スペースも要さないので、ハイライプに比べて使用頻度は高めです。
ハイタイプのメリットといえば、立食にすると6名くらいは賄うことができ、立っていなければならないので深酒をする人が減るといったところでしょうか。

別送になってしまいます(三河黒七輪と同梱できません)が、幾つか纏めて製作しましたので、気になる方がいらっしゃいましたら、どうぞお声がけください。

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