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2022年07月13日

節電のポイント

戻り梅雨で小康状態ですが
例年より早めの梅雨明け
連日の猛暑
降水の不足
今年の夏は電力不足で節電を呼び掛ける声が高くなりました

TVでも様々な器具を取り上げて、器具を使って待機電力を測定してみたり、小まめに消して良い物と悪い物を紹介したりしていましたが、どれもピンとくるものがありませんでした。



以前、電脳工房の電気代の高さが気になり、こういう器具を購入して片っ端からテストしたことがあります。

コンセントと器具の間に接続すると、消費電力を測定したり、予め料金を入力しておくと、実際に幾ら使ったのかを示してくれる、ワットモニターやワットチェッカーという名称の商品です。

結局その時は、レーザーFAXがかなりの消費電力だと解り、FAX需要がほとんど無くなっているうえ迷惑FAXが相当来ていたことから、メモリー代行受信してくれ、不要な物を消せる家庭用FAXへ交換して一石二鳥となりました。

このように、消費電力を見える化することは、節電の第一歩となります。
そして、大者を特定してコントロールすると、小者の待機電力数十台分の効果を得られる場合もあります。

最近、器具の更新や新調でEENOUR社の製品を買い求めることが多くなり、当ブログでも様々なレポートをしていますが、イザという時に防災用品として機能するようスペックを確認しているという要素も大きく、手持ちのポータブル電源で何時間稼働させられるかとか、使った分を取り戻すためにはソーラーパネルで何時間掛かるかなんてことを考えながら試行錯誤しています。

その副産物として、「消費電力の見える化」があります。

家電は定格何Wという表示があり、凡その数値が解ります。
電灯などが良い例で、40Wの蛍光管を18WのLED管にして消費電力を半分以下にするといった感じで非常に解りやすいのですが、それ以外の物はちょっと解りにくかったり、気に留めることすらしなかったりします。

かく言う私も万が一の災害に備え



水自体は雨水の貯水



普段は有明の温泉スタンドから温泉を購入するために揃えたタンク&ポンプで、湧水や最悪川の水を汲み上げて生活用水に

なんて備えをしていたのですが、停電してもプロパンガスさえ異常が無ければ、モニターとガス給湯器の電源さえ確保できればお風呂にも入れるのではないかと、ポータブル電源を繋げて実験をした際…





ただ電源を入れているだけなのに130W前後消費していることを知り、とてもビックリしました。
多くのエネルギーはガスから得ているので、消費電力は精々モニター分の数W程度だろうなんて思っていたので尚更です。

ファンヒーターも、大きな機種ほど消費電力が多いと思い込んでいたのですが、大きな機種で得た数字で安心して小さな機種を持って行ったら、倍ほど消費して危うく電力不足に陥りそうになりました。
それ以来、リビングで片方だけ点ければ済むような時は、節電だと思い込んで小さい機種で我慢していたなんてバカらしい事を止め、遠慮なく大きい機種を点けるようになりました。

お手元にポータブル電源がある皆さまは、キャンプなどで活用するだけでなく、イザという時の備えとして様々な器具へ繋げてみて、使用可否を確かめながら、消費電力を気にかけてみては如何でしょうか。


冒頭で紹介したワットモニターとの比較では、私はポータブル電源の方が扱いやすく感じたのですが、例えばON/OFFを繰り返す暖房器具や冷蔵庫などの状況を把握する際は、電源喪失を気にすることなく長時間接続し、より平均的な値を得ることができるので、ワットモニターの方が有利です。

ポータブル電源の購入を迷っている皆さんも、こんな使い道もありますので参考になれば幸いです。

余談ですが、得られた数字から電気料金を計算する場合
消費電力 × 使用時間 × 使用日数 × 電気料金単価という計算になるのですが、通常の家庭用は3段階に分かれていて、更に燃料費調整単価なんて物もあり、ちょっと計算が複雑です。

加えて、値上がりなどもあり都度の計算は面倒ですので、支払総額から基本料金を差し引き、使用量で割ったものを1kWhあたりの単価とするのが無難でしょう。

例えば請求額10,578円、基本料金が2,288円の契約で298kWh使用していた場合、(8,353-2,288)/218=1kWhあたり約27.82円という勘定になります。

kというのは1,000、hは1時間を意味しますので、1kWhというのは1,000Wの器具を1時間使ったお時の消費電力です。

ですので、1kWhあたり約27.82円ということは、100Wの電球を1時間点けていると2.782円掛かるという訳です。

先ほど、電気温水器の待機電力が130Wだったという話しをしましたが、帰宅して夕食の準備をする時に電源を入れ、お風呂上りまでの4時間点けっぱなしにした時の一ヶ月あたりの電気料金は
0.13(kW)×4(時間)×30(日)×27.82(1kWの単価)=433.992円となります。

実際の使用時間がトータルで1時間程度としたら、毎月325円、年に3,900円以上をドブに捨ててしまっているという訳です。

更に余談ですが


ポータブル電源をしばしばソーラーパネルで充電しています。
EENOUR P703は730Wh、要するに100Wの器具を7.3時間使えますよというスペックです。

仮に、空っぽの状態から満充電にした場合、0.73kWh分節約することになりますので、お日さまから0.73×27.82=約20円いただいたことになります。

ちっぽけな金額に思えるかもしれませんが、家庭の電気料金はそのちっぽけの積み重ねですし、レジャーはもちろん万が一の災害の際は頼りになる器具です。

小難しい話しも出しましたが、消費電力が気になる器具をお持ちの方がいらっしゃいましたら、店頭へ持ち込んでくださればその場で測定いたします。
また、EENOUR EB180(定格1,000W/100Wの器具が18i時間使えます)のレンタルも行っていますので、お気軽にご相談ください。
※お取引先や常連のお客様は日帰りでしたら無償でレンタルします。  

Posted by 電脳職人 at 18:00Comments(0)ECO

2021年11月24日

身近なところから始めるエコ 17 EENOUR P703 ヘアードライヤー(1200W)


「ポータブル電源で使えれば良いな」

そんな器具の一つがヘアードライヤーですが、妻が普段使っているというクルクルドライヤーが制限なく使えることが解りほっと一息でした。



ところが、普段の様子を気にかけて見てみると、洗髪後は通常のドライヤー、しかもturboスイッチが入っているので、フルスペックで乾燥させているのでしょう。

クルクルドライヤーを使うのは出勤前のセットが主で、髪の感想はやはり普通のドライヤーの方が便利な様子です。
改めて聞くと、旅行へ持っていく時は、コンパクトになり汎用性があるクルクルドライヤーを持っていくということのようです。

温泉施設へ行くのは大抵車で荷物に制限はありませんし、脱衣場での密を避けて髪を乾燥させるという用途を考えると、ヘアードライヤーも有るのがベストです。



妻が愛用しているのはKKOIZUMIの1200W機
次の一台も準備しているので気に入っているのでしょう



dry/hair care/cool/off の一般的な使用で、turboスイッチが付いています。

dryは最初から無理なので、hair careでスタートさせました。



turboスイッチを入れると、風量だけが上がる仕様、恐らく他社製品もそうなのでしょう。
700Wは切っていましたが、しばらくすると切れてしまいました。

スイッチを切るとMAXで620W弱、P703の700Wに納まり連続稼働させることができました。



参考まで、送風は90W弱で意外と消費電力が大きかったです。

このドライヤーは、クルクルドライヤーの530Wより若干強い程度でしたが、髪を乾かすという点では遥かに使いやすいそうで、フルパワーより時間は掛かりますが、使うことができて何よりです。

機会がありましたら、1250Wや1300W機でも確かめてみたいと思います。

ドライヤーに限らず、お近くの方でこの器具は使えるの?という方がいらっしゃいましたら、現物持参でお越しになりお確かめになってみてください。

suaoki S270(定格150W)/EENOUR EB120/EB180(定格1000W:サージ2000W)と併せてどうぞ。
  

Posted by 電脳職人 at 17:00Comments(0)ECOEENOUR P703

2021年11月20日

身近なところから始めるエコ 16 EENOUR P703 クルクルドライヤー

調光器が使えないので大きなへアードライヤーが使えないみたい

そう伝えると、元々細かい事を言う人ではないのだけれど、イザとなったらEB120/EB180があるからなのか、「普段はクルクルドライヤーばかり使っているから、それが使えると嬉しいなぁ。」という返事。



PanasonicのEH-KA10
妻はPanasonic信者なので、販売されている限りこれか、後継機を使い続けることでしょう。

出勤前の毎朝、慌ただしく使っているだけあって、余計な所がクルクルしていました。



DRY-SET-COLD(送風)-OFFの切替式を、ドキドキしながらスイッチオン!

DRYが使えないと意味が無いのでいきなりそこからでしたが、結果はP703の定格700Wに近い670W前後で動作しました。
専用か?と思えるほどの数字に小躍りしてしまいました。



次にSET
DRYとの差がもっとあると思ったのですが530W弱です。



COLD(送風)は50W強です。

調光器は使えませんが、これで湯沸器とドライヤーはクリアできました。
※調光器はNGでしたが、切替タイプは複数機種問題無く動作しています。

新型コロナウイルスの脅威は一旦治まっていますが、お隣韓国では規制を弛めた影響か、まだ爆発的に蔓延しているとの報道を目にしました。

温泉などを楽しんだ際、洗面台で長時間ドライヤーを使うのはまだまだ抵抗があるのですが、P703で普段使っているだらいやーが使えれば、車やテントで気楽に髪を乾かすことができます。

Panasonic有難う!

これを車の常備品にして(イザとなったらフィルム剥離などにも使える ^^;)、新しい物を買ってあげようかな。

いたって調子が良いP703ですが、天面にあるボルトのうち一個が他より浮いて見えたので、六角レンチで回したけれど手応えがありませんでした。実用に支障は無いけれど、気持ちが良いものではないですね。ぶつけたりしてどうにかなる部位でも無いので、一体なにがどうしたのでしょう。
  

Posted by 電脳職人 at 19:00Comments(0)ECOEENOUR P703

2021年11月20日

身近なところから始めるエコ 15 EENOUR P703 注意点と湯沸器

これまで、P703を使ってきて、幾つか気になった点などを挙げます。

(1)充電時にACアダプターやPD対応充電器が比較的高温になる

大型のポータブル電源はACアダプターに冷却用のファンが内蔵されていますが、上記2点はファンレスのためより静音である代わりに、温度が上がってしまいますので、出来るだけ風通しが良いところで使うようにしています。

(2)USBはメイン電源ぼのブロックに配置されているので、メイン電源を入れると直ぐ使えるような気になってしまいますが、長押ししてメイン電源を入れ、短く押してUSBをON/OFFするという仕様になっています。

小型ポータブル電源は、用途としてはUSB給電をすることが多く、大型ポータブル電源は全体の使用量に比べるとUSB給電は微々たるものなので、メイン電源と切り離す意味はあまりない気がしますが、P703クラスですとAC100も積極的に使い、USB給電も普通に使うことが多いと思いますので、メイン/USB/DC12V/AC100がそれぞれ独立したスイッチで節電できるのは歓迎です。

習慣的にメインを入れたのに充電が始まらない… 最初は焦りましたが、取扱説明書にはきちんと書かれていました。^^;

(3)調光器が使えない
EB120/EB180のように調光器が使えれば、700Wを超える湯沸器やドライヤーも難無く使えます。
ところが、残念なことに調光すると定格以下でも数秒でエラー停止してしまいました。
一番残念なのは、仕事で多用するヒートガンが使えないことです。


1000Wモデルですが1060W程度で稼働するので、EB120でも2分しか使うことができないのですが、調光器を使うと1000W以下に落として連続稼働させることができました。

しかし、調光器がNGですと700W以下に落として使うということが出来ませんし、一般的な1000~1300Wクラスのドライヤーも同じことです。


ならばと、温度調整(消費電力調整)ができるこのヒートガンを、700W以下になるようセットして…
これもやはり、調光器と同じような動作でエラー停止してしまいました。

ある意味、「変な事をしているので止めた」ということでしょうから、安全面では安心できますが、使える機器が減ってしまうのは少し残念です。

そんな事を話していたら、常連さんの一人が、ポータブル電源を購入する際、調光器でパワーダウンさせて使おうなんて考える人はそうそういませんよと… 確かにそうかもしれません。



電脳工房ではサンドブラスト関連器具として、トライアック万能調光器の組立キットを販売しており、例年10~12月に販売量が増えるのですが、集塵器と組み合わせてお使いいただく器具ですので、だいたい数量は比例して増減します。
ところが、EB120で調光器の投稿をしましたら、調光器の販売数がいつにも増し、更に組立代行で定格15A(通常は定格7A)へ変更して欲しいとリクエストをいただくこともありました。
中にはブログを見ましたと書き添えてくださる方もいらっしゃいましたので、使える物なら使いたい!という方は少なからずいらっしゃるようです。



せっせと組立していたら、使い慣れたハンダゴテのコテ先が折れてしまいました。
長年頑張ってくれてありがとう。
温度調整できるハンダゴテもありますが、複数本使い分けるのに慣れているので、goot(グット) 替こて先 R-48SB、200円台前半のパーツで復活させました。

調光機能がNGとなると、X-Boost機能が付いたエコフローの600W機(MAX1200Wまでの器具を600Wまで落として使える)も悪くないかもしれませんが、このクラスのポータブル電源で、消費電力が大きい器具を頻繁に使うことはあまり無いかもしれませんし、700Wまで使えるP703もこの100W差がメリットになることもあるかもしれません。



無い物ねだりしても仕方がないので…
かれこれ10年以上使って結構草臥れてきたうえ、自宅で使っている1300W機との差にたまりかね、T-fal(1250Wですが調光器を使ってEB120で1000W弱で運用可)を購入し、お蔵入りか年末に廃棄処分かという感じになっていた象印CH-CE10の復活です。



何と、3,000円台前半で現行モデルでした。

定格は460WでP703と組み合わせるのには良い案配、保温機能も付いています。

お湯を沸かすのは結構エネルギーを要しますし、シングルバーナーからコンロまで、手軽な手段は他にも沢山あるので、わざわざポータブル電源を使ってということは少ない気もするのですが、いつか役に立つかもしれません。



500W弱で無事動作してくれました。
週末にでも念入りに磨くことにします。

調光器が使えない点と、能力調整が出来る器具は使えない物もありますのでご注意ください。
※手元にある器具で確かめましたら、Lo/Hiといった切替方式は問題ありませんでした。
※X-Boost機能も、電子制御されている器具などは使用できない物がありますし、電脳工房で取り扱っている調光器も同様です。
  

Posted by 電脳職人 at 07:30Comments(0)ECOEENOUR P703

2021年11月19日

身近なところから始めるエコ 14 PD対応充電器用ケース



PD対応充電器が思いのほか便利そうなので、移動時に使うケースを探しました。



施工の帰り道にセリアがあったので、店員さんに声をかけて充電器とケーブルを持ち込み、合いそうな物を購入してきました。



その場で入れて確かめることは差し控えたので、綺麗に納まって一安心。



P703付属のUSB-C同士を繋げるコードもバッチリ入り、USB-Aを分岐させ妻のライトニングと私のUSB-Cを同時に充電できる短いケーブルを入れたらちょうど満タン。両サイドのゴム紐は邪魔なだけだったので、カッターで切り取ってしまいました。



開封時もコンパクトだなぁと思ったのですが



ケースへ納めたらもっと扱いが良くなりました。

ピッタリ入るケースが見つかると嬉しいです!

参考まで、ELECOM EC-YAC04WHの外寸は約幅68mm×奥行30mm×高さ70mm(220g)です。
  

Posted by 電脳職人 at 07:30Comments(0)ECOEENOUR P703

2021年11月18日

身近なところから始めるエコ 13 EENOUR P703 PD+ACアダプターで充電




当初、ソーラーパネルでの充電を主体にと考えていたので、PD+ACアダプターあるいはPD+ソーラーパネルを組み合わせての、より高速な充電というのは眼中になく、特に前者は電力消費量が倍増するので気乗りしませんでした。

ところが、幸いなことにEB120/EB180もあるので、それらを280Wのソーラーパネルでチャージし、急を要する時はそこからPD+ACアダプターで充電すれば、損失は大きいでしょうけれど結果としてソーサーで充電したのと同じことになります。



その必要が出てくるかどうかは別にして、テストしてみることにしました。

PD充電器単体で95W



ACアダプターを繋げると222Wになりました



順調にモリモリ充電していたのですが、ふと気が付くと95Wになっています。
まだ87%なのに次のFASEに移るにはまだ早すぎる感があります。



色々確かめていたので時間軸が狂ってしまっていますが、ACアダプターだけにすると125W前後での充電を再開しました。

どうやら、併用しての充電は、85%を超えた辺りからPDだけの充電になるようです。

本気で少しでも早く充電したい時は、85%程度から気を付けて、PDだけの充電になったら抜いて、ACアダプターだけにした方が効率的ということになりますね。  

Posted by 電脳職人 at 19:00Comments(0)ECOEENOUR P703

2021年11月18日

身近なところから始めるエコ 12 EENOUR P703 PD対応充電器で充電



P703は2つのUSB Type-Cポートがあり、USB-C2ポートは出力専用、USB-C1は入出力が可能です。
対応しているのは100W 20V/5A まで
手元に65WのPD充電器がありますが、折角ですので100Wを新調しました。



ELECOM EC-YAC04WH
名も知らない海外メーカーでなければ…
その程度の拘りで、ちょうどSALEで3千円台半ばになっていたのでこれにしました。



P703のPD充電は、ソーラーやAC100と組み合わせ、より短時間で充電できるのですが、元々ソーラーでの運用を第一に考えていたので、そこにはあまり魅力を感じていませんでした。

ところが、画像の通りACアダプター(126W)と比べると、100Wとはいえこれだけのサイズ差。
25%以上充電時間が増えるといっても、これだけコンパクトになってくれるとメリットも多々あり、コードが一本になるだけでも有り難いです。



19:24 今回は85%からのスタート
画像は接続直後だったのでこんな表示ですが、安定した段階では94W、245分後(23:29)に満充電になる予定です。



20:26 95%になりました
おや?ACアダプターで充電するとバッテリー保護のために終盤は電圧を下げるのだけれど、94WなのでFASE無しでそのまま充電しちゃおうのかな?



20:43 なんて思っていたら、98%あたりから始まり、気が付くと55Wまで落とされていました。



20:57 99%になり26W 徐々に下がっていきます



21:09 14W この段階では、満充電になるのはまだ1時間後の予定です。



21:13 何と、4分後に終了。スタート時より2時間16分繰り上がりました。

電圧をみて制御しているでしょうからバッテリーのコンディション(劣化)具合にもよるでしょうし、室内温度にも影響を受けるでしょうから、毎度2時間繰り上がるという訳ではないと思います。
スタート時の表示はMAXでこれくらい掛かりそうですよ程度に捉えるのが正解でしょうし、使い込んでいくうちにさじ加減も解ってくることでしょう。

それにしても、ここまできめ細かく制御し充電しているとは思いませんでした。
超特急で充電したい時を除けば、この充電器で事が足りることも多そうです。



ちなみに、ACアダプターでの充電時に、アダプターが熱くなるとレポートしましたが、この充電器は30W低いこともありやや控えめですが、熱いところでは76.6℃前後になっていました。
  

Posted by 電脳職人 at 07:30Comments(0)ECOEENOUR P703

2021年11月17日

身近なところから始めるエコ 11 EENOUR P703 ソーラー充電


先日、ソーラーパネルでの充電をチェックし、MAXで92Wという数字に期待は一気に高まりました。



先週の日曜日、急ぎの仕事が重なったので休日出勤することにし、折角の好天だったのでソーラーパネルをセットして出かけることにしました。



前夜コタツで使用し、60%からのスタートです。



スタート時(8:55)はまだ日がかなり低い位置にあったので30W弱でしたが、出かける頃(9:58)になると50W台になっていて、充電も5%進んでいました。

残り時間は6時間強の表示です。

お昼ごろになると太陽を正面から受ける位置なので、90W前後で充電してくれるかな?と期待するも、西山を背負っているので15時頃になると日が陰ってしまうので、ギリギリ満充電になるかならないか…



思いのほか順調に仕事が終わり、戻ってきたのが14:11でした。

表示を見ると充電完了。いつ終わったのか定かではありませんが、期待通り(以上)の効率で充電してくれました。

昨夜のコタツ代を太陽が出してくれた(笑)

そんなささやかな喜びを、継続する意欲に繋げていきたいと思います。

EENOUR P703と100Wのソーラーパネルの組み合わせは、なかなか相性が良さそうです。
  

Posted by 電脳職人 at 19:00Comments(0)ECOEENOUR P703

2021年11月16日

身近なところから始めるエコ 10 EENOUR P703 家庭用冷蔵庫

ポータブル電源へソーラーパネルで充電し有効活用する

そういう観点では冷蔵庫を使うというのは現実的ではありません。
しかし、万が一停電した時、調理する火力はどうにでもなりますが、食品をキープするのは困難です。

電脳工房では、カセットガスでも冷やせるエルロン フロステル 3WAY冷蔵庫(AC100/DC12V/カセットガス)を、保冷剤不要のクーラーボックスとしてだけでなく、万が一の備えとして販売してきましたが、折角冷蔵庫の中に入っている沢山の食材を使わない手はありません。

余談ですが

エルロン フロステルは、最近様々なメーカーからリリースされている、コンプレッサーを使った強力な冷蔵庫あるいは冷凍冷蔵庫に比べ、冷却効果が低いと評価されがちですが、そもそもがカテゴリー違いで比較対象にするのは無理があると考えています。

電脳工房にもコンプレッサータイプの冷凍冷蔵庫、EENOUR社の42Lタイプがあり、EB120/EB180と組み合わせて冷蔵庫として使用したり、MAXの-20℃までしっかり冷やし、連泊イベントなどで参加者の保冷剤を再凍結させたり、氷をキープしたりと大活躍なのですが、パススルー可(使いながら充電できるモデル)とはいえ、長時間連続稼働させるのは精神衛生上よろしくなく、EB120/EB180を入れ替えながらチャージして運用します。

幸い、ポータブル電源が2台、今回プライベートで購入したP703も含めると3台、ソーラーパネルが車載の280Wとポータブルタイプの100Wと50Wがありますので、フルに活用すれば何とかなりますが、何時も天気が良いという訳でもなく、長丁場になればなるほど、カセットガスでも冷やせる3WAY冷蔵庫が有利なシーンも出てきます。

さて、話しを戻します。

万が一停電になったとき、保冷するためには色々なことが考えられます。

冷蔵庫の氷をクーラーボックスへ入れて使用
冷蔵庫の氷を使ってポータブル冷蔵庫の予冷補助
ポータブル電源で冷蔵庫を稼働…

ポータブル電源で自宅の冷蔵庫がどのくらい運用できるかを把握しておくことは、とても大事な備えだと思います。



冷蔵庫はSHARPの465Lタイプ



定格は175Wです

P703は710Whですので、単純計算すると4時間ほどしか使えませんが、実際は前回のコタツなどと同様、冷やしては切っての繰り返しになりますので、もっと時間は長くなります。



それにしても…

こんなに小さい箱で家庭用冷蔵庫が動かせるなんて、技術は進歩したものですね。



さて、スタートです。

チャコは見慣れない物がくると興味津々。コードが付いている物は大好物でひとしきりウロウロします。



定格は175Wですが、100W前後/20W弱/50W弱の三段階あるようです。

見ていた範囲では、100Wを大きく超える事はありませんでした。



気が付くと残り18%、そろそろ潮時です。

9:46のスタートから11時間06分、20%で打ち切ったとしても10時間50分、思っていたより健闘しました。

単純計算ですが、EB120は18時間、EB180は27時間以上です。

これだけ時間を稼げれば、回復したり次の一手を考えられそうですね。
  

Posted by 電脳職人 at 19:00Comments(0)ECOEENOUR P703

2021年11月16日

身近なところから始めるエコ 09 EENOUR P703 コタツ

信州は秋が短くあっという間に冬がきてしまった感じがします

灯油もビックリするほど高いので、例年より少し早めのコタツを出し、ヒーター付きのベストも併用して、節約を試みることにしました。

11月に入ると、妻の葛藤を毎日のように目の当たりにします。
「出したら負け」
呪文のように唱えます
コタツ=人をダメにする道具だそうです

コタツに入るという習慣が無かった私は、妻と結婚してから使うようになったのですが、いまだに足を出している事の方が多く、それを知ってかあまりコタツへ入らない飼い猫のチャコも、寒くなると私の前に陣取ることが多いです。

と、言いながら、ひとたび使い始めると、そのまま腰まですっぽり収まり、うたたねが始まりますので、確かに人をダメにする道具かもしれません。

我が家の暖房を、出来るだけソーラー依存することを考えると、コタツの存在は欠かすことができません。



MAXではありませんが、入り続けていると少し暑く感じる温度設定(それもあって足を入れることが少ないのですけれど)でスタートです。



カインズの長方形のコタツ、極一般的なファミリー向けのサイズ。
600W機ですが暖める時は630W前後まで上がりました。



人感センサーが付いていて、一定時間使わないと自動で節電してくれます。



ひとしきり暖めると10W台になり、冷えてくるとまたフルパワーの繰り返しです。
室温が低いとその周期が短かくなり、消費電力も増えると思うのですが、その時は暖房器具を使いますので家庭での使用では大差ないと思います。

車中泊で車の中で使おうとか、テントの中でお座敷スタイルをなんて時には注意が必要かもしれません。



19:32にスタートして、就寝のため23:23に終了。
残量は55%でした。

リチウムイオンとはいえ、ポータブル電源を空っぽにするのはあまりよろしくなく、P703も残量20%程度での充電が推奨されています。
私が使っているスマホも、15%を切ると警告が出ますので、消費電力が少ない物を使っていても、精々その位までにしておいた方が良いのでしょう。

ということで、単純に計算すると、このコタツでは80%使って410分、連続稼働は6時間50分の計算になります。

共働きの夫婦が帰宅から就寝まで使い、スマホもチャージして、翌日の日中ソーラーで充電するという感じでしたらお釣りがきそうです。

二階の押し入れに、1~2名向けの小さいコタツがあった気がします。
昔ながらの赤く光るもので、人感センサーなど付いていませんし、温度管理も物理的なサーモスタットだと思います。
サイズはぐっと小さくなりますが、もしかしたら、今回テストしたコタツより、消費電力が大きくなってしまうかもしれません。
その内に、確かめてみることにしましょう。
  

Posted by 電脳職人 at 12:30Comments(0)ECOEENOUR P703