2021年11月20日
身近なところから始めるエコ 15 EENOUR P703 注意点と湯沸器
これまで、P703を使ってきて、幾つか気になった点などを挙げます。
(1)充電時にACアダプターやPD対応充電器が比較的高温になる
大型のポータブル電源はACアダプターに冷却用のファンが内蔵されていますが、上記2点はファンレスのためより静音である代わりに、温度が上がってしまいますので、出来るだけ風通しが良いところで使うようにしています。
(2)USBはメイン電源ぼのブロックに配置されているので、メイン電源を入れると直ぐ使えるような気になってしまいますが、長押ししてメイン電源を入れ、短く押してUSBをON/OFFするという仕様になっています。
小型ポータブル電源は、用途としてはUSB給電をすることが多く、大型ポータブル電源は全体の使用量に比べるとUSB給電は微々たるものなので、メイン電源と切り離す意味はあまりない気がしますが、P703クラスですとAC100も積極的に使い、USB給電も普通に使うことが多いと思いますので、メイン/USB/DC12V/AC100がそれぞれ独立したスイッチで節電できるのは歓迎です。
習慣的にメインを入れたのに充電が始まらない… 最初は焦りましたが、取扱説明書にはきちんと書かれていました。^^;
(3)調光器が使えない
EB120/EB180のように調光器が使えれば、700Wを超える湯沸器やドライヤーも難無く使えます。
ところが、残念なことに調光すると定格以下でも数秒でエラー停止してしまいました。
一番残念なのは、仕事で多用するヒートガンが使えないことです。
1000Wモデルですが1060W程度で稼働するので、EB120でも2分しか使うことができないのですが、調光器を使うと1000W以下に落として連続稼働させることができました。
しかし、調光器がNGですと700W以下に落として使うということが出来ませんし、一般的な1000~1300Wクラスのドライヤーも同じことです。
ならばと、温度調整(消費電力調整)ができるこのヒートガンを、700W以下になるようセットして…
これもやはり、調光器と同じような動作でエラー停止してしまいました。
ある意味、「変な事をしているので止めた」ということでしょうから、安全面では安心できますが、使える機器が減ってしまうのは少し残念です。
そんな事を話していたら、常連さんの一人が、ポータブル電源を購入する際、調光器でパワーダウンさせて使おうなんて考える人はそうそういませんよと… 確かにそうかもしれません。
電脳工房ではサンドブラスト関連器具として、トライアック万能調光器の組立キットを販売しており、例年10~12月に販売量が増えるのですが、集塵器と組み合わせてお使いいただく器具ですので、だいたい数量は比例して増減します。
ところが、EB120で調光器の投稿をしましたら、調光器の販売数がいつにも増し、更に組立代行で定格15A(通常は定格7A)へ変更して欲しいとリクエストをいただくこともありました。
中にはブログを見ましたと書き添えてくださる方もいらっしゃいましたので、使える物なら使いたい!という方は少なからずいらっしゃるようです。
せっせと組立していたら、使い慣れたハンダゴテのコテ先が折れてしまいました。
長年頑張ってくれてありがとう。
温度調整できるハンダゴテもありますが、複数本使い分けるのに慣れているので、goot(グット) 替こて先 R-48SB、200円台前半のパーツで復活させました。
調光機能がNGとなると、X-Boost機能が付いたエコフローの600W機(MAX1200Wまでの器具を600Wまで落として使える)も悪くないかもしれませんが、このクラスのポータブル電源で、消費電力が大きい器具を頻繁に使うことはあまり無いかもしれませんし、700Wまで使えるP703もこの100W差がメリットになることもあるかもしれません。
無い物ねだりしても仕方がないので…
かれこれ10年以上使って結構草臥れてきたうえ、自宅で使っている1300W機との差にたまりかね、T-fal(1250Wですが調光器を使ってEB120で1000W弱で運用可)を購入し、お蔵入りか年末に廃棄処分かという感じになっていた象印CH-CE10の復活です。
何と、3,000円台前半で現行モデルでした。
定格は460WでP703と組み合わせるのには良い案配、保温機能も付いています。
お湯を沸かすのは結構エネルギーを要しますし、シングルバーナーからコンロまで、手軽な手段は他にも沢山あるので、わざわざポータブル電源を使ってということは少ない気もするのですが、いつか役に立つかもしれません。
500W弱で無事動作してくれました。
週末にでも念入りに磨くことにします。
調光器が使えない点と、能力調整が出来る器具は使えない物もありますのでご注意ください。
※手元にある器具で確かめましたら、Lo/Hiといった切替方式は問題ありませんでした。
※X-Boost機能も、電子制御されている器具などは使用できない物がありますし、電脳工房で取り扱っている調光器も同様です。
(1)充電時にACアダプターやPD対応充電器が比較的高温になる
大型のポータブル電源はACアダプターに冷却用のファンが内蔵されていますが、上記2点はファンレスのためより静音である代わりに、温度が上がってしまいますので、出来るだけ風通しが良いところで使うようにしています。
(2)USBはメイン電源ぼのブロックに配置されているので、メイン電源を入れると直ぐ使えるような気になってしまいますが、長押ししてメイン電源を入れ、短く押してUSBをON/OFFするという仕様になっています。
小型ポータブル電源は、用途としてはUSB給電をすることが多く、大型ポータブル電源は全体の使用量に比べるとUSB給電は微々たるものなので、メイン電源と切り離す意味はあまりない気がしますが、P703クラスですとAC100も積極的に使い、USB給電も普通に使うことが多いと思いますので、メイン/USB/DC12V/AC100がそれぞれ独立したスイッチで節電できるのは歓迎です。
習慣的にメインを入れたのに充電が始まらない… 最初は焦りましたが、取扱説明書にはきちんと書かれていました。^^;
(3)調光器が使えない
EB120/EB180のように調光器が使えれば、700Wを超える湯沸器やドライヤーも難無く使えます。
ところが、残念なことに調光すると定格以下でも数秒でエラー停止してしまいました。
一番残念なのは、仕事で多用するヒートガンが使えないことです。
2021/01/15
1000Wモデルですが1060W程度で稼働するので、EB120でも2分しか使うことができないのですが、調光器を使うと1000W以下に落として連続稼働させることができました。
しかし、調光器がNGですと700W以下に落として使うということが出来ませんし、一般的な1000~1300Wクラスのドライヤーも同じことです。
2021/01/16
ならばと、温度調整(消費電力調整)ができるこのヒートガンを、700W以下になるようセットして…
これもやはり、調光器と同じような動作でエラー停止してしまいました。
ある意味、「変な事をしているので止めた」ということでしょうから、安全面では安心できますが、使える機器が減ってしまうのは少し残念です。
そんな事を話していたら、常連さんの一人が、ポータブル電源を購入する際、調光器でパワーダウンさせて使おうなんて考える人はそうそういませんよと… 確かにそうかもしれません。
電脳工房ではサンドブラスト関連器具として、トライアック万能調光器の組立キットを販売しており、例年10~12月に販売量が増えるのですが、集塵器と組み合わせてお使いいただく器具ですので、だいたい数量は比例して増減します。
ところが、EB120で調光器の投稿をしましたら、調光器の販売数がいつにも増し、更に組立代行で定格15A(通常は定格7A)へ変更して欲しいとリクエストをいただくこともありました。
中にはブログを見ましたと書き添えてくださる方もいらっしゃいましたので、使える物なら使いたい!という方は少なからずいらっしゃるようです。
せっせと組立していたら、使い慣れたハンダゴテのコテ先が折れてしまいました。
長年頑張ってくれてありがとう。
温度調整できるハンダゴテもありますが、複数本使い分けるのに慣れているので、goot(グット) 替こて先 R-48SB、200円台前半のパーツで復活させました。
調光機能がNGとなると、X-Boost機能が付いたエコフローの600W機(MAX1200Wまでの器具を600Wまで落として使える)も悪くないかもしれませんが、このクラスのポータブル電源で、消費電力が大きい器具を頻繁に使うことはあまり無いかもしれませんし、700Wまで使えるP703もこの100W差がメリットになることもあるかもしれません。
無い物ねだりしても仕方がないので…
かれこれ10年以上使って結構草臥れてきたうえ、自宅で使っている1300W機との差にたまりかね、T-fal(1250Wですが調光器を使ってEB120で1000W弱で運用可)を購入し、お蔵入りか年末に廃棄処分かという感じになっていた象印CH-CE10の復活です。
何と、3,000円台前半で現行モデルでした。
定格は460WでP703と組み合わせるのには良い案配、保温機能も付いています。
お湯を沸かすのは結構エネルギーを要しますし、シングルバーナーからコンロまで、手軽な手段は他にも沢山あるので、わざわざポータブル電源を使ってということは少ない気もするのですが、いつか役に立つかもしれません。
500W弱で無事動作してくれました。
週末にでも念入りに磨くことにします。
調光器が使えない点と、能力調整が出来る器具は使えない物もありますのでご注意ください。
※手元にある器具で確かめましたら、Lo/Hiといった切替方式は問題ありませんでした。
※X-Boost機能も、電子制御されている器具などは使用できない物がありますし、電脳工房で取り扱っている調光器も同様です。