2018年06月13日
三河黒七輪(木炭コンロ) 点火
三河黒七輪と火消し壷が揃ったら、いよいよ本番です。
炭の強火の遠火で美味しい物を作ります
BBQコンロと同じように、炭は周囲に配置し、中央は空気の通り道を作ると火が回りやすいです。
中央の底部分に、新聞紙や焚き付け用の木片を入れておき、そこへ着火するのですが、この日はTrangia メスティンでの調理用に買っておいた固形燃料が、押し潰されて変形しまっていたので、それを使う事にしました。
天気も良く外気が上がったので、戸口は全開です。
全開にすると空気の通りが良くなり、チムニー効果も増大するのですが、寒い季節は入り込んで来る冷たい空気で燃焼部分が冷やされてしまうので、少し控えめにします。この辺りは様子を見ながら、経験と勘が物を言います。
それから、昔から夏下冬上(かかとうじょう)と言われています。
暖かい季節は火種を下、寒い季節は火種を上にすると火が回りやすいという意味です。
夏は火種を下にすると、「暑い暑い」と外へ出たがり、冬は火種を下にすると、「寒い寒い」と中に向かって入りたがると言い伝えられています。
チムニー効果だけを考えると、何時でも火種を下にした方が良さそうなものなのですが、やってみると確かにその通りで、七輪の暖が嬉しいような時期には、火種を上にするようにしています。
炭に限らず燃焼というのは、熱により燃料が気化し、それが燃える状態なのですが、寒い時期は七輪もしっかり冷えてしまっているので、火種を上にした方が良いということなのかなとも思うのですが、言い伝えの例に漏れず、まだきちんとした解説にたどり着くことが出来ていません。
上から着火というのは七輪だけの事かと思っていたのですが、ひょんなことで入手したルンペンストーブも、石炭(豆炭)を放り込んで同じように上から着火するのだと知り、謎は深まるばかりです。
こちらは、一気に燃えてしまわないようにという事なのでしょうか。
そんなわけで、季節に応じて何となく夏下冬上を意識しながら火を点け、ゆーっくり待ちます。
今回は夏下です。
今回使ったのは、「ならの切炭」です。
チリチリと音をたてながら、綺麗に火が回っていきます。
備長炭やマングローブ炭のように、爆跳して破片が飛び散るなんてこともありませんから、安心して構えていられます。
ご覧の通り、煙もほとんど出ませんし、炎も「燃えている」というより「回っている」という感じです。
ちなみに、13cm前後ある炭を、七輪用に予め1/3程度にカットしたのですが、最後に箱の底に残ったのはこの程度。
マングローブ炭は大き目の物が見栄え良く上に並べられ、それらを取り除くと細かい物が沢山。着火用にと思えなくもないのですが、びっくりするくらい粉々になっている物だらけということも多く、この辺りは国産切炭は安定しています。
金ノコで刻んだら、総量は14.6kgになってしまいましたが、0.4kgに相当する破片や粉は、着火時に新聞紙に包んで入れると、案配の良い点火剤になってくれるので、密閉容器に入れて保管しておきます。
いつかこのての物に糊を混ぜ、成形炭を作ってみたいと思うのですが…
とても良い炭ですので、ぜひお使いになってみてください。
三河黒七輪(木炭コンロ) 火消し壷のすすめ
三河黒七輪(木炭コンロ) 火消し壷の活用
三河黒七輪(木炭コンロ) 目皿
三河黒七輪(木炭コンロ) 調理
>三河黒七輪(木炭コンロ) 点火
三河黒七輪(木炭コンロ) 片付け
三河黒七輪(木炭コンロ) 小物類
三河黒七輪(木炭コンロ) 七輪テーブル
三河黒七輪(木炭コンロ) 七輪テーブル 次期モデル試作
三河黒七輪(木炭コンロ) しっかりした焼網
三河黒七輪(木炭コンロ) 七輪用ゴトク
三河黒七輪(木炭コンロ) 上置き
三河黒七輪(木炭コンロ) 小物類見直し
三河黒七輪(木炭コンロ) 収納ケース:バケツとRVボックス
三河黒七輪(木炭コンロ) 収納ケース:ペール缶
炭の強火の遠火で美味しい物を作ります
BBQコンロと同じように、炭は周囲に配置し、中央は空気の通り道を作ると火が回りやすいです。
中央の底部分に、新聞紙や焚き付け用の木片を入れておき、そこへ着火するのですが、この日はTrangia メスティンでの調理用に買っておいた固形燃料が、押し潰されて変形しまっていたので、それを使う事にしました。
天気も良く外気が上がったので、戸口は全開です。
全開にすると空気の通りが良くなり、チムニー効果も増大するのですが、寒い季節は入り込んで来る冷たい空気で燃焼部分が冷やされてしまうので、少し控えめにします。この辺りは様子を見ながら、経験と勘が物を言います。
それから、昔から夏下冬上(かかとうじょう)と言われています。
暖かい季節は火種を下、寒い季節は火種を上にすると火が回りやすいという意味です。
夏は火種を下にすると、「暑い暑い」と外へ出たがり、冬は火種を下にすると、「寒い寒い」と中に向かって入りたがると言い伝えられています。
チムニー効果だけを考えると、何時でも火種を下にした方が良さそうなものなのですが、やってみると確かにその通りで、七輪の暖が嬉しいような時期には、火種を上にするようにしています。
炭に限らず燃焼というのは、熱により燃料が気化し、それが燃える状態なのですが、寒い時期は七輪もしっかり冷えてしまっているので、火種を上にした方が良いということなのかなとも思うのですが、言い伝えの例に漏れず、まだきちんとした解説にたどり着くことが出来ていません。
上から着火というのは七輪だけの事かと思っていたのですが、ひょんなことで入手したルンペンストーブも、石炭(豆炭)を放り込んで同じように上から着火するのだと知り、謎は深まるばかりです。
こちらは、一気に燃えてしまわないようにという事なのでしょうか。
そんなわけで、季節に応じて何となく夏下冬上を意識しながら火を点け、ゆーっくり待ちます。
今回は夏下です。
2018/06/04
今回使ったのは、「ならの切炭」です。
チリチリと音をたてながら、綺麗に火が回っていきます。
備長炭やマングローブ炭のように、爆跳して破片が飛び散るなんてこともありませんから、安心して構えていられます。
ご覧の通り、煙もほとんど出ませんし、炎も「燃えている」というより「回っている」という感じです。
ちなみに、13cm前後ある炭を、七輪用に予め1/3程度にカットしたのですが、最後に箱の底に残ったのはこの程度。
マングローブ炭は大き目の物が見栄え良く上に並べられ、それらを取り除くと細かい物が沢山。着火用にと思えなくもないのですが、びっくりするくらい粉々になっている物だらけということも多く、この辺りは国産切炭は安定しています。
金ノコで刻んだら、総量は14.6kgになってしまいましたが、0.4kgに相当する破片や粉は、着火時に新聞紙に包んで入れると、案配の良い点火剤になってくれるので、密閉容器に入れて保管しておきます。
いつかこのての物に糊を混ぜ、成形炭を作ってみたいと思うのですが…
とても良い炭ですので、ぜひお使いになってみてください。
三河黒七輪(木炭コンロ) 火消し壷のすすめ
三河黒七輪(木炭コンロ) 火消し壷の活用
三河黒七輪(木炭コンロ) 目皿
三河黒七輪(木炭コンロ) 調理
>三河黒七輪(木炭コンロ) 点火
三河黒七輪(木炭コンロ) 片付け
三河黒七輪(木炭コンロ) 小物類
三河黒七輪(木炭コンロ) 七輪テーブル
三河黒七輪(木炭コンロ) 七輪テーブル 次期モデル試作
三河黒七輪(木炭コンロ) しっかりした焼網
三河黒七輪(木炭コンロ) 七輪用ゴトク
三河黒七輪(木炭コンロ) 上置き
三河黒七輪(木炭コンロ) 小物類見直し
三河黒七輪(木炭コンロ) 収納ケース:バケツとRVボックス
三河黒七輪(木炭コンロ) 収納ケース:ペール缶
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