ときには星の下で眠る

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Uuni2 Wood-Fired Ovenで丸ごと焼いてシーズニングしたちびパンは、焼き上がりが綺麗なうえに取っ手部分もほんのりべっ甲色になり、長年使い込んだような風格を漂わせ、いきなり上機嫌に使う事ができます。

例えるなら、ヌメ革が綺麗な飴色になったヴィトンのバッグを使うような心境です。



早速、ベーコン・スッキーニ・ナスを刻んでオーブンへ。



火が通ったところで具材の偏りを調整し(笑)
ハインツのミートソース(瓶に入った物)とチーズを載せて再びオーブンへ。

グツグツ音を立て、やがていい香りを放ち始めました。



そして出来上がり。

チビパンとUuni2 Wood-Fired Ovenの相性は実に良く、前回の焼きカレー同様大好評の美味しさ、次回はグラタンが確定です。



次はようやく値頃感が出てきたとうもろこし
焚き火や炭火で調理するのと同じく、皮付きのまま3本並べました。



瑞々しくぷりっぷりの焼き上がり。

このまま食べても甘くてとても美味しかったのですが、次回の課題は「醤油を塗って焼くにはどうすれば良いか」です。



一夜明けて朝食に再びピザ

連れのかえでは、ズッキーニにシャキシャキ感が残っているのが好きらしく、下処理しないで小さめ(薄め)に刻んで載せていました。

案配良く焼き上がった頃には、ピザの耳がきつね色を通り越していましたが、芳ばしくて美味しく僕はこの方が好みです。ふんわり柔らかく焼き上げたい方は、トッピングする具材に予め火を通しておいてください。



余談ですが、右上に写っているのは今が旬の杏です。

なかなかお目に掛かれないのですが、ジャムやシロップ用の生杏の片隅に、ハーコットという品種の生食できる物が置かれていることがあり、見掛けたら迷わず手を出し、数日置いて熟させておいてからいただきます。
買い出しの際、ラッキーなことに値下げコーナーに、頃合い良く熟した物があったので買ってきました。

酸っぱさはほとんど無く、上品な甘みと杏の香りがとても素晴らしく、僅かな時期の旬を今年も味わえて大満足です。



今回、風が強かったのでペレットの消費量が多めに感じました。

本体下のプレートは全く影響が無く、使用途中で手を当てても暖かいという程度でした。
これならばメラミン合板のテーブルに置いても問題無さそうです。



ただし、燃焼部から火が点いたペレットが、時折ポロリと落ちることがありました。

テーブルトップでお使いになる時は、必ずこの部分に受けをおいてください。

風が強く、フタを開けると海面に炎が上がるような状態だったので、その影響が全く無かったとは言えませんが、状況的にはペレットが燃焼し、ホッパーから補給される際に山が崩れるようになり、その弾みで飛び出したという感じでしたので、常に落ちる可能性があると思った方が良さそうです。

使うほどに楽しくなっていくUuni2 Wood-Fired Ovenは、すっかりかえでのお気に入りになりました。

正直言って一家に一台という商品ではありませんが、ピザ好きな方、お料理好きな方、 あるいはグループに一台、ぜひお勧めしたい道具です。

お買い求めはぜひ電脳工房で。