2017年03月10日
RKT2017-xxx ダンパーを使って火力調整
2017/03/09
2017/03/10
いよいよイベント本番です。
我が家で作った料理のうち、そばクレープはダンパーの成果を確かめるために選んだメニューだったともいえます。
RKT2017-xxxは、薪の投入を手加減すれば火力は落ちますので、二人だけならばスロークッキングモードで、適当にくべながら調理することもできますが、何枚も焼いてということになると、薪は出来るだけ詰め込み、適当な火力で、安定して燃え続けて貰わないと困ります。
骨付き軟骨の梅酒煮の仕込みが終わったところでスタート
リッドを外し、そこへLODGEのダブルグリドル LDP3 を載せようと思い持っていったのですが、ふと思い立ってダッチオーブンのリッドを逆さにして載せたらこれがバッチリ。10inchを載せましたが充分余裕がありますので、次回は12inchを載せてみます。
試食用に何枚か焼きましたが、ダンパーを素通し状態にするとすぐにブツブツになってしまいます。
時計の針で7分くらいの位置にセット
リッドが熱くなっているので、直ぐに温度は変わりませんが、しばらく経つとご覧の通り。
無事、温度管理ができそうです。
焼くのに忙しく、非接触温度計を持っていったのに、測ることができなかったのが残念です。
ちなみに、目一杯絞ると、想定通り煙が逆流してきました。
ゆっくり弄れる機会がありましたら
目一杯薪を入れた状態でどこまで絞ることが出来るか
MIN-MAX温度はどう変化するのか
燃焼時間はどう変化するのか
きちんとデータを取ってみたいです。
そして焼き上がり。
温度計が無くても、最初と明らかに違う焼き上がりが、温度が下がったことを物語っています。
ホットテーブルの位置で温度を調整することができますが、こうして調整できれば調理の幅はもっと広がります。
ロケットストーブというと、圧倒的な火力でガンガンお湯を沸かしたり、パラパラ美味しい炒飯をなんてイメージが強いのですが、鉄の仕事屋さんのRKT2017-xxxは、基本的な原理はそのままに、高い燃焼効率をクリーンバーンにより更に高め、臭いや煙が比類無く少ない製品に仕上がっています。
ホットテーブルは、その高火力を使い易くしてくれ、「煮炊き用ストーブ」から「高火力調理器具」へと大きくグレードアップしてくれます。
どの程度コントロールできるかは、これからの実用で徐々に解ってくると思いますが、間違いなくダンパーの効果があることが解りましたので、益々楽しみが増えたという感じです。
次回は、イベントへお招きくださった日本ダッチオーブン愛好会の会長と、鉄の仕事屋さんがオーブンを載せて調理していましたので、その様子をレポートしたいと思います。
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