2014年06月03日
Aileron(エルロン) フロステル 3WAY冷蔵庫 インバーターで稼働
商品詳細
月初めの処理で、一日事務所に缶詰になるのを良いことに、インバーターで稼働させてみました。
前段で、銀行回りの際にハイエースで試用してみて、いけそうな手応えがあったので、検証に踏み切ったのです。
※エンジン始動時に、インバーターのブザーが鳴ってエラーが出るのは他の機種も一緒で、一旦インバーターの電源を落としてから入れることで解決します。
検証といっても大したことをする訳ではありません。
ハイエースの少々元気が無くなったバッテリーで
DC12Vを繋げて何時間使えるか
インバーターを繋げてAC100Vで何時間使えるか
要するにバッテリーが上がるまで稼働させて時間を計り比較するという単純なものです。係り切りきりになる訳にいかず、精々30分毎にチェックし、様子を観察するという単純な検証です。

バッテリーは大きめの64Ah(5HR)という規格、12.8Aを取り出して10.2Vに下がるまで5時間OKというもの、3W-42Gの消費電力(90W)は、計算上は7.5AのはずだからMAX8.53時間?なんて単純計算にはならず、バッテリー自体能力が落ちていますので、3W-42Gを稼働させれば、頑張っても精々2~3時間でバッテリーは空っぽになってしまうと思っていました。

大きめのインバーターもあり、マージンが有った方が良いかな?とも考えたのですが、高価な物で良い結果が出ても少しも嬉しくありません。
手元に有る機種のワンランク下、定格135W(MAX150E)という物を購入してきました。クリップで端子からソケットに変換するパーツは、手元に有る機種に入っていた物です。
スタート時間は12:30、思えばこの時、バッテリーの電圧を測っておくべきでした。

想定外の6時間経過…

インバーターの温度は40℃近くを指しています。
取扱説明書には、長時間使用するとプラグが発熱により溶損する恐れがあり、本体にも負荷が掛かって高温になるので、1時間以上の連続使用を避けるよう書かれています。
プラグを触ってみると、DC12Vで運用した時より遙かに冷たく、ほとんど温度が上昇していないと言っても過言ではありませんでした。
インバーター本体の温度もこの時をピークに、後は下がっていき、スタートから7時間後には37℃になっていました。
冷却にさえ注意すれば、この程度の温度は何ともないと思うのですが、メーカー想定外の使用ということは変わりませんので、壊れたら良心に則り買い換えるのが真っ当だとしましょう。

7時間経過してもなお順調に動作し続けているので、テスターを当ててみると12V有ります。
もとより、このインバーターには10AのFUSEが取り付けられていますが飛んでいません。一方DC12Vで稼働させると一瞬して飛び、15Aでも単独でしないと危ういという結果は以前のレポート通りです。
この段階で既に軍配はインバーター+AC100に上がっていると言えます。
これだけ長時間稼働させられるのも嬉しい誤算で、オルタネーターやバッテリーが小さい車でも、問題なく使える可能性大です。
また、これが決定的なのですが、インバーターには過負荷保護回路/温度保護回路/低電圧保護回路が組み込まれていて、たとえば電力供給が追いつかず、電圧降下をおこしてしまった時でも、動作を停止して車やバッテリーへの負担を無くします。
極端な言い方ですが、インバーターと3W-42Gが止まったのに気が付かず、温度上昇をしてしまったとしても、バッテリーが上がって往生する最大のリスクは避けられるという訳です。
実売価格2,000円前後ですから、車や3W-42Gにリスクを負わせるより遙かにリーズナブル、3W-42Gのオプションの安全装置として捉えても良いくらい、DC12Vで運用する為にあれこれ手を尽くすより、ずっと手軽でお値打ちな手段だと思います。
ところで、DC12Vで稼働させた時に動作する強制空冷ファンは、気化したアンモニアを冷却する為だと思いこんでいたのですが、もしかしたらDC12V→AC100Vに変換するための回路を冷却する為ではないか?と、検証をしていてふと思いました。それが正しければ、10AのFUSEが飛ぶ理由に一歩近付くことになります。
これを書いているうちに7.5時間経過です(驚)
インバーターの低電圧保護回路に任せて、シャワーを浴びてくることにしましょう、今日も真夏日の暑い一日でした!
月初めの処理で、一日事務所に缶詰になるのを良いことに、インバーターで稼働させてみました。
前段で、銀行回りの際にハイエースで試用してみて、いけそうな手応えがあったので、検証に踏み切ったのです。
※エンジン始動時に、インバーターのブザーが鳴ってエラーが出るのは他の機種も一緒で、一旦インバーターの電源を落としてから入れることで解決します。
検証といっても大したことをする訳ではありません。
ハイエースの少々元気が無くなったバッテリーで
DC12Vを繋げて何時間使えるか
インバーターを繋げてAC100Vで何時間使えるか
要するにバッテリーが上がるまで稼働させて時間を計り比較するという単純なものです。係り切りきりになる訳にいかず、精々30分毎にチェックし、様子を観察するという単純な検証です。

バッテリーは大きめの64Ah(5HR)という規格、12.8Aを取り出して10.2Vに下がるまで5時間OKというもの、3W-42Gの消費電力(90W)は、計算上は7.5AのはずだからMAX8.53時間?なんて単純計算にはならず、バッテリー自体能力が落ちていますので、3W-42Gを稼働させれば、頑張っても精々2~3時間でバッテリーは空っぽになってしまうと思っていました。

大きめのインバーターもあり、マージンが有った方が良いかな?とも考えたのですが、高価な物で良い結果が出ても少しも嬉しくありません。
手元に有る機種のワンランク下、定格135W(MAX150E)という物を購入してきました。クリップで端子からソケットに変換するパーツは、手元に有る機種に入っていた物です。
スタート時間は12:30、思えばこの時、バッテリーの電圧を測っておくべきでした。

想定外の6時間経過…

インバーターの温度は40℃近くを指しています。
取扱説明書には、長時間使用するとプラグが発熱により溶損する恐れがあり、本体にも負荷が掛かって高温になるので、1時間以上の連続使用を避けるよう書かれています。
プラグを触ってみると、DC12Vで運用した時より遙かに冷たく、ほとんど温度が上昇していないと言っても過言ではありませんでした。
インバーター本体の温度もこの時をピークに、後は下がっていき、スタートから7時間後には37℃になっていました。
冷却にさえ注意すれば、この程度の温度は何ともないと思うのですが、メーカー想定外の使用ということは変わりませんので、壊れたら良心に則り買い換えるのが真っ当だとしましょう。

7時間経過してもなお順調に動作し続けているので、テスターを当ててみると12V有ります。
もとより、このインバーターには10AのFUSEが取り付けられていますが飛んでいません。一方DC12Vで稼働させると一瞬して飛び、15Aでも単独でしないと危ういという結果は以前のレポート通りです。
この段階で既に軍配はインバーター+AC100に上がっていると言えます。
これだけ長時間稼働させられるのも嬉しい誤算で、オルタネーターやバッテリーが小さい車でも、問題なく使える可能性大です。
また、これが決定的なのですが、インバーターには過負荷保護回路/温度保護回路/低電圧保護回路が組み込まれていて、たとえば電力供給が追いつかず、電圧降下をおこしてしまった時でも、動作を停止して車やバッテリーへの負担を無くします。
極端な言い方ですが、インバーターと3W-42Gが止まったのに気が付かず、温度上昇をしてしまったとしても、バッテリーが上がって往生する最大のリスクは避けられるという訳です。
実売価格2,000円前後ですから、車や3W-42Gにリスクを負わせるより遙かにリーズナブル、3W-42Gのオプションの安全装置として捉えても良いくらい、DC12Vで運用する為にあれこれ手を尽くすより、ずっと手軽でお値打ちな手段だと思います。
ところで、DC12Vで稼働させた時に動作する強制空冷ファンは、気化したアンモニアを冷却する為だと思いこんでいたのですが、もしかしたらDC12V→AC100Vに変換するための回路を冷却する為ではないか?と、検証をしていてふと思いました。それが正しければ、10AのFUSEが飛ぶ理由に一歩近付くことになります。
これを書いているうちに7.5時間経過です(驚)
インバーターの低電圧保護回路に任せて、シャワーを浴びてくることにしましょう、今日も真夏日の暑い一日でした!
Posted by 電脳職人 at 20:01│Comments(0)
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