ツーバーナーのメンテンナンス関連投稿で先後してしまいましたが、今回は銅製ミルクパンのコゲ取りのお話しです。
春先に、妻が愛用しているミルクパンの錫引きに挑戦しました。
結果は落第点に近いギリギリの合格点だったのですが、その時の画像がこちら。
錫引き前の画像に比べると、はるかに同製品らしくなってはいるのですが、恐らくミルクが噴きこぼれたのが原因だと思われるコゲが、なかなか頑固で苦戦しました。
ここでシッカリ磨いておけば良かったのですが、本題である錫引きにワクワクしてしまい、凹凸の凹内側のコゲを十分取らずに作業したのが大誤算。
空焚き状態で熱を加えたら、ミルクの元油分が焦げ付き、ダッチオーブンやスキレットのオイル焼きと同じような状態になってしまったのでしょう。
これではイカン!と慌てて磨くも後の祭り。
クリームクレンザーやスコッチブライトなど、リスクは承知で物理的にかなり頑張ったのですが一向に落ちてくれません。
その為に入手したと言っても過言ではないこのクリーンシェフ
果たして、どの位頑張ってくれるでしょうか。
2倍希釈なので1Lのボトルを用意し、500cc小分けしました。
強アルカリなので手荒れしないよう手袋必須です。
炊事手袋などの中には、強酸・強アルカリNGという表示がされている物も結構あるので注意が必要です。
ヌルヌルっとして変質し、穴があいてしまったりします。
この手袋は、良くある青い使い捨て手袋のアウトドア向け商品です。
結構長時間使いましたが、全く問題無く使うことができました。
原液を綿棒に点けて少し擦ってみました
期待できそうです
ティッシュペーパーへ浸み込ませて湿布的に使おうか
ジプロックへ入れてしばしば振りながら使おうか
色々考えたのですが、急がば回れで希釈液を3L作り漬けることにしました。
希釈を熱湯で行ったので程よい温度になっているのですが、浮き止めも兼ねてミルクパンの中にも熱湯を入れました。
そういえば、チェンソーオイルの小分け用容器がありましたっけ。
クリーンシェフは繰り返し使えるので、作業が終わったらこの容器へ移して保管します。
30分放置し、一般的な食器洗いスポンジの固い方で擦りました。
スルスルと簡単に… という訳にはいかなかったのですが、スコッチブライトでも手に負えなかったコゲが、ここまで落ちてくれました。
このての物は何でもそうですが、一度で何とかしようとせず、繰り返し作業する方が良い結果が出ます。
スポンジで擦ったことでコゲに傷が付き、表面積も広くなっていますので。
続きはまた次回レポートします。