ONOEの傑作 フォールディングBBQコンロ F-2527

電脳職人

2014年04月29日 19:02

車に積みっぱなしにしている道具は沢山有ります。

今でこそ外遊び専用のハイエース・ワゴンが有るので、十分な積載量に物を言わせ、ありとあらゆる道具を積みっぱなしにしていますが、乗用車や軽バンの頃から欠かさず載せていたのがONOEのフォールディングBBQコンロ。

海がない信州に住んでいると、海辺の海産物直販店などには欠かさず入るのですが、BBQコンロを持参しなかった事を猛烈に後悔することもしばしば有りました。

コッフェルで海老を茹で、コッフェルで魚を茹で、コッフェルで… いや、焼きたい!って感じです。




A4ファイルサイズ、要するにノートパソコン程度のサイズに収まってしまうフォールディングBBQコンロならば、大抵の隙間には収まってしまいますし、常時載せていても邪魔になりません。

ステンレス製なのでスチールタワシでゴシゴシ洗うこともでき=衛生的で臭いもしない、錆びにくい=長らく使える、更にコンパクトに纏まるとくれば文句有りません。

ONOEは、ホームセンターへ行くとBBQコンロなどがズラっと並び、目にすることが多くなってきましたが、以前は薄物鉄板でバケツやちりとりを製造していたメーカー、樹脂製品にシェアをどんどん奪われていくなか、アウトドア用品を展開することで目減り分をカバーしてきたメーカー、一部海外に製造をシフトした製品もありますが、老舗板金工場のノウハウが活かされ、管理が行き届いた製品はどれも安心して使える物ばかりです。

その中でも、このフォールディングBBQコンロ F-2527は秀逸、実際使い続けてみるとONOE(尾上製作所)が生んだ傑作と言うほかありません。




大人2人から親子4人まで賄えるくらい、バイクやカヤックツーリングにも辛うじて持っていこうと思えるサイズです。

ツーリング先で炭火焼きを楽しみ、夜が更けていくなか旅の余韻に浸りながら、落ちている枝をポキポキ折ってくべていく、何とも風情がありますが、手で折ることができ、それなりに火持ちがする太さという事を考えると、このくらいのサイズがあるととても楽、ネイチャーストーブよりもずっと気軽です。

体裁的にも良くある小型・廉価なBBQコンロより、幾分焚き火台寄りなので、こうして薪をくべても違和感はありません。



薪の長さはOzpigやFrontierストーブ、あるいは一般的な焚き火台で使いやすい30cm、薪がシッカリ乾いているということもありますが、実に調子よく燃えますので、構造的にも文句なしです。




今回は逆順ですが、肌寒くなり始めた時間帯に焚き火を楽しみ、終わりがけの熾火を使って着火しにくい整形炭に火を回しました。これまた良い感じの熾火が長時間持つので、ゆっくり&たらふくBBQを楽しめます。




最後は放置して完全に燃え切るのを待ちますが、正に燃え尽きたという感じ、粉状の灰が残るだけです。




本体底部は高火力の整形炭を使い続けたこともあり、すっかりステンレスらしい焼き色になっていますが、その下に装着する反射板は綺麗なもんです。使用中はこの反射板で熱を防ぎますので、テーブルに置いて使うこともできますし、脚部を持っても熱くありません。

ご覧の通りバラバラになるので、隅々まで洗うこともできて衛生的、乾燥させる際も適度に形や向きを変えてあげれば、シッカリ乾かすことができます。




今回はざっと洗っての乾燥、GW後半に予定している海岸キャンプでの出番待ち、魚介類をたっぷり載せたいです!



マイクが音を随分拾ってしまい、ガチャガチャ煩いのですが、実際はもっと穏やかな音ですし、こんなに慌てて組み立てることもありません(笑)。畳むときも同じように手軽にできます。

https://cyberlabo.sakura.ne.jp/29.html

消耗品でお困りの方も、お気軽にご利用ください。


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