100V機なのに調子が良く、性能もまずまずなのに気を良くして、長年懸案になっていたポータブル電源の車載用ラックを製作してみることにしました。
行き当たりばったりで積載してきましたが、きちんと定位置を決め、これまた延び延びになってきたソーラーパネルの車載まで漕ぎ着けることがが出来れば良いのですけれど…
日常的に看板のフレームを製作していると、端材がどんどん溜まっていきます。
金属は持ちこめば買い取って貰えるのですが、端材で製作できる物も結構あるので、自前で使う物や知人・友人に頼まれた物は、ストックしておいたこれらを活用しています。
知人・友人に頼まれた物は出来るだけ器量が良い物を選ぶので、今回も画像のような錆だらけの鋼材ばかりです。
簡単に図面を書いてカットし、サンドブラスターで錆を落とします。
グラインダーやサンダーで錆落としをすると、錆が進行して凹んだ部分まで削らなければならないのですが、サンドブラスターは溝の奥まで入って行くので、鋼材の削れは最小限に留めることができます。
ここ数年、重曹ブラストが流行っていますが、硬度が低く軽い重曹を水の力を借りて搬送してブラストするので、アルミの白錆やメッキに浮き出た錆など、より洗浄に近い要素には向いているのですが、頑固な錆や塗膜は効率が悪くコストが掛かりすぎます。
要はどれも万能ではないと言えるのですが、塗装や再塗装を行う物に関しては、サンドブラストの独壇場と言えます。
こうして錆が落ちた鋼材は、表面が紙ヤスリやウールで擦ったように梨地になっているので、脱脂するだけでサフェーサや塗料を塗る事が出来ます。
途中経過無くいきなりの設置画像ですが、画像を撮影する時間も惜しいくらい、手際よく作業が進んだとご理解いただけると幸いです。
200Vの半自動機と比べても仕上がりは遜色なく、小型軽量なので扱いが良い分、トータルでは文句なく軍配を上げることができます。
心配なのは、よりによって電気代高騰の今の時期に、調子に乗ってあれこれ溶接し、電気代が跳ね上がるのではないかと…
この溶接機は、DIYのレクチャーで使えればと思っているのですが、地元の常連さんには貸し出しも視野に入れようかと検討しています。
自分の好きなサイズであれこれ作れると便利。
インバータ方式は自分の腕が上がったような錯覚を覚えるほど調子が良く、昔ながらのハンドルをクルクル回して出力調整をする類の溶接機を使ったことがある方でしたら、何でもっと早く買い替えなかったのか!?と思えるくらい。私自身100V機だからと侮っていました。
購入したのは
楽天市場店で、時折大幅値引きのクーポンが発行されることがあり、今日(2023.06.21)現在も5,000円引クーポンが発行されていて14,999円、ポイント還元も含めると実質価格はもっとダウンして購入することが出来ます。
ぜひ、そんなチャンスを狙って入手してみてください。
そうは言っても自分に出来るかな…
そんな不安がある方は、事前に連絡のうえ電脳工房店頭でバチバチっと試してみてください。