人気のTrangia(トランギア) メスティン の仕様が変更されました。
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今回はハンドルのカバー部分の変更です
キャンプがブームになり、焚き火をする方が増えた頃から、ハンドルを焦がして(溶かして)しまったという声をしばしば耳にするようになりました。
ハンドルが単体で販売されているのもそういう方へ向けてのことなのでしょう。
シリコンの耐熱温度は200℃台ですから、注意して使えば良いことなのですが、御存知ない方もいらっしゃれば、注意して使っていたのにいつの間にか溶けていたという方もいらっしゃることと思います。
かういう私も、ディープクッカーのハンドルが溶けたというご相談を受けたことが数回あるのに、自身の同商品のハンドルを溶かしてしまったり、少し変わった形をした直火式エスプレッソメーカーの先端が溶けやすいと聞いていたのに、同じように溶かしてしまった経験があります。
今回の仕様変更は、そのような用途・構造・素材などを見渡して改良したというより、時代のニーズに合わせたという感じでしょうか。
先ずは外装です
暫くの間、従来仕様と新仕様が混在することになりますが、今回電脳工房へ入荷したTR-210 メスティン(通常サイズのメスティン/ブラックハンドル)は、メーカー在庫も空になった状態からの物ですので、全て新しい仕様へと切り替わっており、これから入荷してくるレッドハンドルやラージメスティンも同様だと思います。
旧仕様が混在するのは、店頭在庫として並べているショップ、オークションやフリマサイト、ECサイトでぼったくり価格で並べている業者(高値なのでなかなか売れず抱えている業者)など限定的だと考えられます。
新仕様は箱の右上に「NEW HANDLE COVER」の表示があるのでこれで区別してください。
仕様が新しくなったから良いかといえばそうでもなく、好みが分かれるところかもしれませんが、普通に使う分にはどちらも一緒じゃないかな?と思います。
仕様変更についての連絡が入ったとき、スリットが入ったとのことだったので、従来のようなシリコン素材にただスリットが入り、溶かしてしまった時に交換し易くなっただけの物を想像し、クシャクシャにならないかとか、使っている最中に外れたりしないかと心配しましたが、画像の通り結構厚みがあるシッカリした素材で、スリットも想像よりかなり広く入っていました。
車好きの方でしたらこの断面をご覧になればピンとくるとおもいますが、配線を取りまわす際に使うコードレールと同じような仕組みで、従来素材のようなシリコンやゴムのような柔軟性がある素材ではなく、硬めの樹脂素材という感触です。
きちんと成型された物なので、簡単に外れることもなさそうです。
先端部分にはTrangiaの刻印があります。
さて、皆さんのお好みはどちらですか?
従来仕様の方が良い!という方がいらっしゃいましたら、パーツで供給される物は当面従来仕様ですので、入れ替えてしまうことも出来ます。
お時間を頂戴できれば当店でもお取り寄せいたしますし、未使用品でしたら新仕様のハンドルを下取り扱いで入れ替えることもできますので、お気軽にご相談ください。