ラージメスティン 湯切り穴加工

電脳職人

2020年05月30日 09:00

2020/05/29

メスティンへ湯切り用の穴を開けている方がいるというのは以前から知っていたのですが、ここ数年COCOpanの使用率が高かったり、麺類を茹でる時はヘンケルスのパスタポットを使ったり、要するにライトウェイトに拘る必要が無いキャンプばかりなので必要性も感じませんでした。

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COCOpan製品情報



製品に穴を開けるということにも抵抗があったからなのですが、先日COCOpanのインフルエンサー感もある、たけだバーベキューさんの動画を観て火が点きました。

もっと丁寧に開けようよ…

単純にそれだけなのですけれど



DTPソフトで穴位置とサイズを決め、カッティングマシンでガイド用のシールを切り出しました。

多めにカットしましたので、欲しい方がいらっしゃいましたら差し上げます。
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幾つか有るセンターポンチから、一番手前の力が弱い物を選んで穴あけ位置に窪みを作り



回転数を調整しやすくトルクがあるドライバードリルで穴を開けました。



完成

麺類の湯切りを前提に3.3mmにしました。
洗米時に米が突き刺さるようにまっしぐらに穴へ向かうと飛び出してしまうサイズですが、上蓋を少しズラして穴を小さくすれば心配無用です。



プレスラインにはかかっていませんが、もう1~2mくらい外側でも良かったかな?

内側にバリが出るので、たけだバーベキューさんは紙ヤスリを使って除去していますが、私は大きめのドリルの刃を当て、手で軽く回転させて除去しました。
面取カッターもあるのですが、薄物のアルミは一気に削れてしまうので、手作業で慎重に慎重に。



水の出具合です

これでラージメスティンが従来の炊飯・調理の道具・収納ケース・蒸し器に加え
パスタポットと洗米器としても使えるようになりました



動画でも触れられていますが、蓋を180度回転させると穴が塞がり、今まで通りの使い方ができます。

最初に思いついた人、素晴らしい!


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