ディスクグラインダー 1号機 メンテナンス
先日、ヒートガンの修理・メンテナンスについて投稿しましたが、ディスクグラインダーも電脳工房で欠かせない工具に挙げられます。
切ったり、削ったり、磨いたり、錆を落としたり…
何かと重宝する工具なのですが、メンテナンスする余裕がなかなかありません。
この1号機は相当前から使っている物で、コードがダメになってしまったので交換し、何度かグリスを入れ替えるなどして使っていたのですが、ある日突然動かなくなってしまったので、そのうち修理しようと思い代替機を使っていたのですが、結局「そのうち」が無いまま何年も過ぎてしまいました。
入れ替えたコードもこんな様子で、億劫になる気持ちに拍車を掛けてくれちゃいました。
カーボンブラシを交換してからそんなに時間が経っていないという感覚だったので、モーターだとか配線だとかの類でもしかしたら手が掛かることになりそうだという警戒心も。
イザ着手してみると、原因はカーボンブラシの破損でした。
使っている内に磨り減ったというより、経年劣化なのか品質に問題があったのか、何れにしても爪で少し押した程度でも、ボロボロ崩れ落ちるような状態でした。
購入前に僅かにサイズが違うことは気が付いていたのですが、後継機のカーボンブラシしか見つからず、加工して使うことにしました。
右上が加工前、右下が加工後です。
僅かこれだけ削るのに、こんなに沢山のカーボンクズが出ます。
最近、重曹やカーボンの粉末を充填し、瞬間接着剤を浸み込ませるとプラリペアのように使えるなんてことが話題になっていますが、今にして思えばこれを取っておき、重曹との強度比較をしれば良かったと後悔しています。
完全に変色してしまっているグリス
綺麗に除去して新しいグリスを封入しました
廃棄した電動工具のコードを流用して動作確認OK
無事復活してくれました
本体が一つ増えてくれると、ディスクの入れ替え頻度が下がるので作業が捗ります。
もう少し暖かくなったら、電脳工房のフェンスを修繕しようと思っているので、早速そこで活躍してもらいましょう。
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