最強焦げ取り!? クリーンシェフを試してみる Part.01

電脳職人

2023年05月09日 15:10



facebookの広告が目に留まり、レビューを探すもなかなか見つからずにいたのですが、使っているという知り合いの飲食店主の好評を聞き、早速使ってみることにしました。

購入したのは株式会社ハセガワさんの、クリーン・シェフシリーズ。
レンジクリーナー/コゲ用洗剤/野菜食器用洗剤の3種類がありますが、お目当てはコゲ用洗剤です。

商品ページは こちら で、ケース入数4本となっていますが、大手ショッピングサイトでは1本単位で販売されており、実勢価格は少しバラつきがありますが、5kg(使用時は2倍に希釈)で4,000円程度~の商品です。

アウトドアで何かする度に直面する問題の一つが、焦げや何なのか良くわからないけれど固着している物。
片付けが面倒で億劫になってしまう方も少なくないのではないでしょうか?



私が今まで多用してきたのがキッチンハイター



ドブ漬けして放置しておき、軽く擦るだけで…



綺麗になる物が沢山あります。

結局のところ、タンパク質が焦げ付いたとか、油脂が固着したなんて類の物は、強アルカリで立ち向かうことになるのですが、キッチンハイターはその中でも比較的強力でコスパが良いので、出番もかなり多めでした。

ところが、中には手に負えない物も多く、市販のコゲ取りなども散々使ってきたのですが、どれもこれも今一つという感じでした。





唯一使えたのがこの洗浄剤
うっかりフローリングへ垂らしてしまうと、塗膜がダメになってしまうくらい強力です。
ところが、買い置きの残りが少なくなってきたので購入しようと思ったら、なんと廃番になってしまったようです。

そもそも、クリーン・シェフが目に留まったのも、代替品を探していたからです。

ちなみに、前出の飲食店主の評価では、通常のアビリティクリーンより、クリーン・シェフの方が強力だそうですので期待大です。

さて、GW中に使用した道具類を使い、順次レポートしようと思っていたのですが、その前に大切なことがあるので投稿しようと思っていた矢先、事件または事故のニュースが駆け巡りました。



足立区の東武線・西新井駅の券売機近くで、コーヒー缶が突然爆発したという内容です。

在京中の数年間、二つ隣の五反野駅近くに住んでいたので、馴染がある地域での出来事です。

この時思い出したのが、2018年8月26日に新宿駅ホームで起きた同様の事故です。
https://www.asahi.com/articles/ASLB95G9YLB9UTIL02N.html?rm=684

勤務先で使っている洗剤を自宅へ持ち帰り、自宅で使おうと思いアルミ缶へ入れて持ち歩いていたそうです。

何れもコーヒーが入っている類のスクリューキャップのアルミボトルだと思われ、私自身も何かと重宝しています。

アルミというのは身近な素材ですし、調理器具なども多いので、こんな風になるなんて驚きですよね。
清掃業者や業務で実用される方には常識とも言えることなので、そういう仕事に就いていたことを考えると、無知なのか故意なのか解りませんが、一般の人にはなかなか浸透していないことでしょう。

私も、知識としては知っていましたが、このニュースを見てビックリした記憶があります。
今回の事故が少しでも多くの方の教訓になることを願って止みません。



丸の内線・新宿駅での事故を受け、こんな動画を掲載している方がいらっしゃるのを先日見かけ、記事を書く際の参考にと思っていました。

爆発したのは大量の水素が発生したからでしょうが、反応の際に熱も発生します。
自ら発した熱で化学反応が促進され、凄まじい勢いで発生することになったのでしょう。

アルカリ性の洗剤などで処理する際は、温度を上げる(一般的には60℃程度とされている事が多いです)と効率があがるので、お湯を張ったバットの上に処理液が入ったバットを置き、冷めてきたらお湯を足すなどすると良いのですが、その状態を自ら作ってしまっているという訳です。

クリーン・シェフの説明に、一部金属には使えないと記載されていますが、その代表格がアルミニウムです。
私くらいの年齢になると、子どもの頃アルムやアルマイトの弁当箱を使ったことがある方も多いと思いますが、毎日梅干を入れていたら(いわゆる日の丸弁当)、その部分が溶けて穴が開いてしまったという話しを時々聞くことがありました。
アルミニウムは強アルカリだけでなく強酸にも弱いので注意が必要です。

スクリューキャップのアルミ容器の類は、コーティングされている事が多いので、事なきを得ているケースも少なからずあると思います。
繰り返し使ってコーティングが劣化したり、ベコベコ潰れた所のコーティングが剥げて突然反応が始まるなんてことも想定できますので、強アルカリ性や強酸性の物を保存している方は、どうぞお早めに容器を移し替えてください。

5kgもあると小分けした方が便利ですし、2倍希釈なので尚更です。
先ずは容器から考えないとですね。

容器も単体で購入するとなると結構なお値段がすることが多いので、業務用ではなくアウトドア用品として販売されることがあるならば、予め2倍に希釈された物をなんて考えたりしますが、原液で使いたいこともあるかもしれないので難しいところですね。

同サイズの空容器が抱き合わせになった商品があったら飛びつくかもしれませんが、ひとまず手元にある容器で使えそうな物を探してみます。それこそキッチンハイターの空ボトルとか。



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