Coleman チェックバルブOリング交換

電脳職人

2021年10月15日 19:00

2021/09/27

先日、FUELキャップを加工し、自転車用の携帯ポンプでエアーを入れられるようにしました。

キャップのパッキンがやや劣化していたので予防交換し、併せてチェックバルブのOリング交換もしました。

チェックバルブというのは、ポンピングしたエアーが漏れないようにするワンウェイバルブ(一方向バルブ)です。



通常はチェックバルブアンドエアーステム(200-6381)というASSYなのですが、大抵はOリング交換だけで済んでしまいますし、今回は予防交換でもありますので、適合する耐油性があるOリングで代替し、そこだけを手当てしました。



ポンププランジャー(3000005099)を抜き取り



チェックバルブレンチ US仕様(413-9401)でチェックバルブを外します。

カナダモデルもありますが、最近のチェックバルブは大抵US仕様です。

古いColeman製品はOリングが無い代わりに、かなり固く締めこまれていますが、最近の製品はOリングが入っているからか、やや緩めに感じます。
とは言っても、外す時には押す力7:回す力3くらいの感じで、ナメないようしっかり押し付けて回します。



外したチェックバルブです。
一見何ともないのですが…



変形しカチカチ、断面は三角形でした。

新しいOリングを装着し、逆の手順で組み立てて完了。これでまた、一段と安心して使えます。

ツーバーナーに限らず、Colemanのホワイトガソリン器具が、ポンピングしても直ぐに圧が抜けてしまう時、原因の多くはキャップのパッキンかチェックバルブのOリング劣化です。

チェックバルブの点検は、ポンプの穴にライターの火を当てて点くかどうかという、ちょっとドキドキする方法ですが、何れかが劣化している時には同時に交換してしまうのが間違いないです。

不調でお困りの時は、電脳工房へお持ち込みになってみてください。


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