炭やペレットの保管方法

電脳職人

2018年06月01日 11:12

このところ、炭の話題を何度か取り上げてきましたが、皆さんは燃料の保管はどうされていますか?

サンデーキャンパーが比較的多いキャンプ場へ行くと、大量の燃え残った炭、時には残って箱からそのまま廃棄されたような炭が、処理場に山積みになっている様子をしばしば目にし、蓋付きの一斗缶(天切缶)で持ち帰りたくなる衝動に駆られます。

「そんなに高い物じゃないんだから、また買えばいいさ。」マングローブの廉価な炭が、そんな事をさせてしまうのかなという思いも。

製造現地の様子を知ったり、少しお高いナラの切炭や、奮発して購入する備長炭などを使うと、後進国の支援とか産業という話しは別にして、少しでも無駄なく使おうという気持ちになります。

そこで問題になるのが炭の保管方法です。

リーズナブルなマングローブの炭の多くは、ゲンコツの倍もあろうかというサイズから、粉々になった破片まで混在します。
大きな物はノコギリで筋を入れた所へ、タガネやマイナスドライバーを打ち込めば、簡単に小さくすることがでるので、程々の大きさにするのですが、それでもサイズ差はかなりあるので、BBQコンロで使う物と、七輪やユニセラで使う物と選別し保管しています。

こうしておくことで、現地でのごみは減りますし、用途に応じたサイズの炭を使うことができます。

中身が減った箱は潰れやすく保管し難く、真っ黒になっているビニール袋から炭を取り出す際、結構気を付けても手を真っ黒にしてしまいがちですが、容器を準備しておくことで、その辺りのリスクを減らすことができます。



我が家では、大きい炭・豆炭・ペレットは、このような容器へ入れてきました。

小さい炭は火消壺を使っています。
未使用の物を底の方へ入れ、丸いお菓子の空き缶を入れてパーティションにし、その上へ熾を載せて蓋をして消火、消し炭を有効活用しています。

この容器、他の用途で流用したり、燃料を差し入れてそのまま進呈したりで減っていき、残り僅かになってしまいました。
買い足そうと思ったところ、いつものお店で取り扱いが無くなってしまい、代替の物も無かったので探したところ、モノタロウオリジナルで今でよりずっと大きくお安い物が見つかりました。



多用途18Lペール缶(本体のみ) 通常価格 712円



別売りの専用フタ 通常価格 258円

合わせて970円ですから、今までの半値近いです。



木質ペレットピュア1号を1袋(10kg)入れるとこのくらい。下にあるのは全木ペレット12kg、ほぼ満タンです。

ペレットは、一度口を開けてしまうと結構扱いが悪く、袋から出そうとする度にポロポロ零してしまったり、保管していても置き場所に困ることが多かったのですが、これで万事解決です。



岩手切炭を6kg詰め込んでみました。



5段重ねでまだ少し余裕がありますが、一袋丸々入ってくれるのは有り難いです。

大人数の時はこのまま持っていけますし、そうでない時の小分けすも扱いが良いです。
丸い形状は切炭との相性が良く、角に比べると詰めやすい気がしました。
袋から移す時、手が真っ黒になりますが、憂鬱な思いはその一度だけで済みます。^^;



フタをバチンと押し込むと、完全密封ではないので液体を入れて横倒しにしたりすると漏れてきますが、結構シッカリ封入することができます。
炭などを入れておく分には全く問題ありませんし、汚れても丸洗いできるので楽です。

開ける時はピール部分を引っ張り全周を切り取らなければなりませんが、構造的には単に指や工具を引っ掛ける余地を無くしているだけという感じで、切り取った後もバチンと封をすることができます。
繰り返し開封しているうちに、緩くなっていくと思いますが、使い始めは結構固いので、むしろ丁度良い案配になってくれるのではと期待しています。

今まで使っていた物より、素材的には固くシッカリしているので、寒くなり硬化する前に馴染ませておけば、何かの加減で割れてしまうような事も無いかなと思っています。

保管目的でしたらそのまま蓋をしてしまえば良いのですが、繰り返し開閉するようでしたら、ピール部分を引っ張って切ると結構バリが残りますので、予め溝に沿ってカッターで切ってしまった方が良いと思います。良く切れる大型のカッターを使ったら、逸れることなく結構綺麗に切れました。

何を言っても工業用ですから武骨な感じは否めませんが



ステッカーチューニングなんかをするとあら不思議

いきなりお洒落に見えてしまいますね(笑)


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