SEA TO SUMMIT Pocket Shower (ポケットシャワー)

電脳職人

2014年08月07日 17:26

2014/08/06



今日は10時の段階で既に30℃越え、ポケットシャワーのテストをするのには格好の天気です。

早速!と言いたいところだったのですけれど、生憎温度計がなったなので、近所のホームセンターへ行ったのですが無く、あるいは百均ならばあるかなと、少し車を走らせるけれどここにも無し。

もののついでに216円商品の「竹のまな板」を探したけれど、有ったのは小さいサイズの物だけ。注文しようと思ったら取り扱えない店舗だそうで、同じ百均でもそういう分類があるのだと初めて知った次第、入手する為には隣町にある店舗まで行き、注文しなければならないそうで意気消沈。

致し方なく、以前天ぷら用に購入した200℃の物を使用しました。目盛りは大雑把だけれど厳密な温度を要するわけではないので問題ありません。



ポケットシャワーと言うだけあって、非常にコンパクトに纏まっていますが、アウターのポケットでないと入らないと思いますが、これが必要な季節はそのような物は着ていないですね(笑)



ですから、周到にベルトループも縫いつけておいたのでしょうか。

水抜きの穴がありますが、取扱説明には乾かしてから収納するよう書かれています。



底部のシャワーノズルです。反時計回りに回すと出てきます。

止めるときにはあまり締め込みすぎないよう、注意書きがされていました。

底部なので、アスファルトやコンクリートの上に置くときは、気をつけないと削ってしまいそうです。



クロージャー(口元の固いベルト)を3回ロールしてバックルを留めます。防水バッグと同様ですから、水を入れた状態で搬送しても問題ないかもしれません。何かの機会に試してみたいと思います。

そのまま吊したいところですが、バックル部分を折るような感じになってしまいますので要注意、バックル根元のDカンを使って吊り下げるよう書かれています。



一通りの説明は内部にプリントされています。



ラインまで水を入れると概ね10L



昨年、何度か静岡のキャンプ場を利用したのですが、暑さのピークが過ぎていたにも関わらず、洗い物で水道を開けっ放しにしていても、一向に冷たくならないことにビックリしました。信州は真夏でも結構キュンと冷えた水が出てきます。スタート時の温度は26℃くらい。



お盆前の繁忙で、トライポッドを出している余裕が無く、風情はありませんが脚立で代用しました。^^;



夏のシャワーは少しぬるめの37~38℃くらいが心地良いとされていますが、スタートから概ね2時間で37℃に達しました。元の水がぬるければもっと早く使えるようになります。



その後様子観察できず1時間30分後、スタートから3時間30分の段階で42℃になっていました。いつからこの温度に達していたのか解りませんが、お風呂と同じ温度ですね。



さて、使ってみましょう。

ノズルを反時計回りに回すとシャワーが出てきます。本当に僅かに絞ることは出来ますが基本的にはONかOFFかと考えた方が良さそうです。

家庭用シャワーと比べると水量は少なく、海水浴で頭皮にまとわりつく砂を洗い流すのはちょっと苦しいと思いますが、肌に絡みついた汗や海水を洗い流すのには充分といった感じ。使用時間も思いの外長く感じました。

前身くまなく洗い流そうと思ったら、一人に一個準備しておいた方が良いと思います。



概ね6分使ったところで、やや力が落ちた感がありました。

きちんと7分以上出続けていましたが、実用は6分で残りの1分は手足を洗って最後の仕上げという感じですね。



完全にひっくり返すことが出来て衛生的、乾燥もあっという間に完了です。

果たして SEE TO SUMMIT だったのか… 随分前にこのての商品を知り、結構気に掛けていたのですが、店頭で見掛けることはありませんでした。

今回初めて使ったばかりで、設置方法や応用という点では、あれもこれもと構想ばかりで何ら示すことは出来ませんが、実用面では充分及第点に達していると言えます。

暖める時には吊り下げるのではなく、むしろアスファルトやコンクリートの上に置き、蓄積されている熱や照り返しを使えばもっと効率的に暖まると思います。

気が付いた事がありましたら、追って書くことにします。


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