2014年10月27日
平湯キャンプ場
11月の連休は、上高地で過ごそうと意気込んでいたのですが、初日に用事が出来てしまって断念、せめて紅葉を楽しもうと急遽平湯キャンプ場へ行く事を決めました。
安房トンネルが出来てからアクセスがし易くなり、松本市からは1~1.5時間で行けるのですが、能登島や九頭竜湖へ行く時、何時も素通りをしていました。
徒歩圏内に温泉があり、白骨や乗鞍と同じ硫黄泉の白濁した湯、標高1,300mなので夏でも涼しい人気のキャンプ場なのですが…
少し出遅れた感が有りましたが、車が空いていたので流れに乗り、チェックイン開始の8時をちょっと回った頃に現地到着。
思っていたよりもずっと空いていて、精々ファミリータイプのテントは20張といった感じでしょうか、その代わりライダーや上高地あたりを散策すると思われるソロてんとが、幾つかのブロックにひしめいて張られていました。
ぐるっと一周して広めで比較的平坦な場所に決定。
約一年ぶりに張ったラウンドスクリーンは、比較的大きめのサイトを選んだのですが結構キッチリでした。
空いていたので隣のサイトも適宜使わせて貰えば良かったですし、様子を見てみると2~3サイト使って広々展開している方たちも多かったのですが、一つ空けた隣に都会の4人グループが入ったので、焚き火の時だけにしました。
それにしても、これだけガラガラなのに、どうしてわざわざこんなに近い所に張ったのでしょう?
焚き火をそのまま放置して帰り、一体を煙幕で被った悪い子たち…
今年の紅葉は今ひとつだと管理人さんが言っていましたが、それでも雰囲気は抜群でした。
台風の直後に冷え込みがあり、各所で初雪が降ったりしたのですが、その時にでも一気に落葉してしまったのかもしれません。
野趣溢れるキャンプ場は落ち着きます。
午後になり結構増えてきましたが、キャパの1/5という感じです。
焚き火は片付けさえすれば直火も可だそうですが、多くの方は備え付けられている簡易かまどか、焚き火台を使っていました。
キャンカーの一行が石組みをして直火をしていましたが、平坦でテントの設営に適している場所だったので、利用者が多い時には格好の設営場所になることでしょう。簡易カマドに薪を積み上げていたのですが、逆にするかもっと簡易カマドに近い所で焚き火をすれば良いのにと思いました。きちんと片付けて帰ってくれると良いのですけれど。
静岡県にある梅ヶ島キャンプ場も直火可ですが、片付けの為の道具貸し出しや、燃えかすを捨てる場所が有るそうで、管理人さんからの説明もあると聞いています。
このキャンプ場は国立公園内に有るのですが、そういう点での管理は行き届いている感じが無く、管理人さんも道を挟んで多少距離がある管理棟に詰めっぱなしで、巡回している様子もほとんどありません。
同じ中部山岳国立公園内にある上高地・小梨平キャンプ場も直火可でしたが、諸々の問題が積み重なり、2014年より焚き火が全面不可となってしまいました。
焚き火台の使用や燃えかすの処理場所など、管理側と利用者が相互に工夫して、風情ある焚き火が禁止になどならぬようにして貰いたいですね。
焚き火といえば3組ほどのキャンパーが、終始白煙を上げっぱなしにしていました。
やっている本人たちが一番不快だと思うのですが、無関係な利用者も終始煙臭い思いをする羽目に。撤収日も朝一番から煙幕状態だったので、ダウンシュラフを乾さずに持ち帰ってきました。
組み方が悪いとか、通気が悪いとか、薪が湿っているとか、煙が上がる原因はさほど複雑ではありません。楽しむならば基本的な知識やマナーを身につけてからにして欲しいと思います。声を掛けようか、あるいは、手持ちの綺麗に燃え上がる薪をお裾分けしようか悩みましたが、スクリーンを締め切ってしまえば気にならなくなるので黙っておきました。
本来ならば「管理人さんが管理」すべきことで、巡回しては白煙を上げているような利用者に、焚き火のコツなどをレクチャーすれば波風も立たず、中にはどうしようもなく困惑している方も居るでしょうから、焚き火の魅力を伝えるチャンスにもなるはずです。
一夜明けてのんびり撤収。チェックアウトが12時というのは本当にゆっくりできます。
往路は安房トンネル(有料)を通りましたが、復路は安房峠(旧道)を越えてみました。
以前はバイクで何度も通ったというか、トンネル開通前はここしか通る所が無く、トラックやバスのすれ違いで車が一向に動かず、バイクのメリットも何も無く、ただただ辛抱して長い時間を費やして通らなければならず、その印象があまりにも強く残っていたのですが、安房トンネル開通以降は大型の車は全てそちらを通過するため、いたって快適だという当たり前の指摘をいただき、実に数十年ぶりに通ってみました。
言葉通り普通車やバイクとのすれ違いだけで、ほとんど停止する必要が無く、交通量もあまり無いので紅葉を充分堪能しながら走ることができました。
こちらは岐阜県側の様子です。
長野県側の方が、紅葉が進んでいる感じがしました。
平湯キャンプ場も標高が高いので、松本市の気温-5℃くらいを想定していたのですが、高山の気温は松本+5℃程度、元が暖かいので標高差を差し引いても、どうやら松本市内と同程度の気温のようです。
景色を見比べてみると、妙に納得してしまいました。
春や夏はどんな案配なのか、少なくとも夏は涼しかった記憶があるのですが… ちょっと気にしてみることにします。
釜トンネルのゲート付近の様子です。
ここから沢渡までは、紅葉はまだまだこれからという感じでしたが、紅葉仕切らずに終わってしまうのかもしれません。
この様子ですと、来週末の連休も紅葉が楽しめそう。
神奈川県のご家族と、埼玉県でのキャンプを予定していたのですが、この紅葉を是非見せてあげたい… 目的地の変更を持ちかけてみました。
天気が下り坂の予報なのが気になります。
安房トンネルが出来てからアクセスがし易くなり、松本市からは1~1.5時間で行けるのですが、能登島や九頭竜湖へ行く時、何時も素通りをしていました。
徒歩圏内に温泉があり、白骨や乗鞍と同じ硫黄泉の白濁した湯、標高1,300mなので夏でも涼しい人気のキャンプ場なのですが…
少し出遅れた感が有りましたが、車が空いていたので流れに乗り、チェックイン開始の8時をちょっと回った頃に現地到着。
思っていたよりもずっと空いていて、精々ファミリータイプのテントは20張といった感じでしょうか、その代わりライダーや上高地あたりを散策すると思われるソロてんとが、幾つかのブロックにひしめいて張られていました。
ぐるっと一周して広めで比較的平坦な場所に決定。
約一年ぶりに張ったラウンドスクリーンは、比較的大きめのサイトを選んだのですが結構キッチリでした。
空いていたので隣のサイトも適宜使わせて貰えば良かったですし、様子を見てみると2~3サイト使って広々展開している方たちも多かったのですが、一つ空けた隣に都会の4人グループが入ったので、焚き火の時だけにしました。
それにしても、これだけガラガラなのに、どうしてわざわざこんなに近い所に張ったのでしょう?
焚き火をそのまま放置して帰り、一体を煙幕で被った悪い子たち…
今年の紅葉は今ひとつだと管理人さんが言っていましたが、それでも雰囲気は抜群でした。
台風の直後に冷え込みがあり、各所で初雪が降ったりしたのですが、その時にでも一気に落葉してしまったのかもしれません。
野趣溢れるキャンプ場は落ち着きます。
午後になり結構増えてきましたが、キャパの1/5という感じです。
焚き火は片付けさえすれば直火も可だそうですが、多くの方は備え付けられている簡易かまどか、焚き火台を使っていました。
キャンカーの一行が石組みをして直火をしていましたが、平坦でテントの設営に適している場所だったので、利用者が多い時には格好の設営場所になることでしょう。簡易カマドに薪を積み上げていたのですが、逆にするかもっと簡易カマドに近い所で焚き火をすれば良いのにと思いました。きちんと片付けて帰ってくれると良いのですけれど。
静岡県にある梅ヶ島キャンプ場も直火可ですが、片付けの為の道具貸し出しや、燃えかすを捨てる場所が有るそうで、管理人さんからの説明もあると聞いています。
このキャンプ場は国立公園内に有るのですが、そういう点での管理は行き届いている感じが無く、管理人さんも道を挟んで多少距離がある管理棟に詰めっぱなしで、巡回している様子もほとんどありません。
同じ中部山岳国立公園内にある上高地・小梨平キャンプ場も直火可でしたが、諸々の問題が積み重なり、2014年より焚き火が全面不可となってしまいました。
焚き火台の使用や燃えかすの処理場所など、管理側と利用者が相互に工夫して、風情ある焚き火が禁止になどならぬようにして貰いたいですね。
焚き火といえば3組ほどのキャンパーが、終始白煙を上げっぱなしにしていました。
やっている本人たちが一番不快だと思うのですが、無関係な利用者も終始煙臭い思いをする羽目に。撤収日も朝一番から煙幕状態だったので、ダウンシュラフを乾さずに持ち帰ってきました。
組み方が悪いとか、通気が悪いとか、薪が湿っているとか、煙が上がる原因はさほど複雑ではありません。楽しむならば基本的な知識やマナーを身につけてからにして欲しいと思います。声を掛けようか、あるいは、手持ちの綺麗に燃え上がる薪をお裾分けしようか悩みましたが、スクリーンを締め切ってしまえば気にならなくなるので黙っておきました。
本来ならば「管理人さんが管理」すべきことで、巡回しては白煙を上げているような利用者に、焚き火のコツなどをレクチャーすれば波風も立たず、中にはどうしようもなく困惑している方も居るでしょうから、焚き火の魅力を伝えるチャンスにもなるはずです。
一夜明けてのんびり撤収。チェックアウトが12時というのは本当にゆっくりできます。
往路は安房トンネル(有料)を通りましたが、復路は安房峠(旧道)を越えてみました。
以前はバイクで何度も通ったというか、トンネル開通前はここしか通る所が無く、トラックやバスのすれ違いで車が一向に動かず、バイクのメリットも何も無く、ただただ辛抱して長い時間を費やして通らなければならず、その印象があまりにも強く残っていたのですが、安房トンネル開通以降は大型の車は全てそちらを通過するため、いたって快適だという当たり前の指摘をいただき、実に数十年ぶりに通ってみました。
言葉通り普通車やバイクとのすれ違いだけで、ほとんど停止する必要が無く、交通量もあまり無いので紅葉を充分堪能しながら走ることができました。
こちらは岐阜県側の様子です。
長野県側の方が、紅葉が進んでいる感じがしました。
平湯キャンプ場も標高が高いので、松本市の気温-5℃くらいを想定していたのですが、高山の気温は松本+5℃程度、元が暖かいので標高差を差し引いても、どうやら松本市内と同程度の気温のようです。
景色を見比べてみると、妙に納得してしまいました。
春や夏はどんな案配なのか、少なくとも夏は涼しかった記憶があるのですが… ちょっと気にしてみることにします。
釜トンネルのゲート付近の様子です。
ここから沢渡までは、紅葉はまだまだこれからという感じでしたが、紅葉仕切らずに終わってしまうのかもしれません。
この様子ですと、来週末の連休も紅葉が楽しめそう。
神奈川県のご家族と、埼玉県でのキャンプを予定していたのですが、この紅葉を是非見せてあげたい… 目的地の変更を持ちかけてみました。
天気が下り坂の予報なのが気になります。
Posted by 電脳職人 at 16:39│Comments(2)
│キャンプ場
この記事へのコメント
おはようございまーす!
紅葉が綺麗ですねぇー!
安房峠・・・・自分も岐阜に住んでいた時、トンネルが出来る前はよく通りました。
確か11/15までが通行可能だったと思いますが、上高地に行って、ギリギリの通過もありました。
オフ・シーズンは上高地にマイカーの乗り入れが出来た時代の話ですが。。。。(笑)
久しぶりに行ってみたいですね。☆
紅葉が綺麗ですねぇー!
安房峠・・・・自分も岐阜に住んでいた時、トンネルが出来る前はよく通りました。
確か11/15までが通行可能だったと思いますが、上高地に行って、ギリギリの通過もありました。
オフ・シーズンは上高地にマイカーの乗り入れが出来た時代の話ですが。。。。(笑)
久しぶりに行ってみたいですね。☆
Posted by TORI PAPA at 2014年10月29日 06:17
TORI PAPAさん
コメント有り難うございます。
信州に住んでいるので、野山は毎日のように見て慣れているはずなのですが、安房峠の紅葉は格別でした。
マイカー規制の前が懐かしいですね。もっぱらバイクでしたけれど、上高地や乗鞍スカイラインへ足を運んでいました。もっと行っておけば良かった!
昨年の規制は
松本市安曇中ノ湯(1号カーブ)~松本市安曇中ノ湯(11号カーブ)
11月11日(月)11時~4月18日(金)15時
松本市安曇中ノ湯(11号カーブ)~安房峠(岐阜県境)
11月11日(月)11時~5月23日(金)15時
だったようで多少前後するようですね。
そういえば春(GW?)に125ccで峠越えをしようとしてNG、安房トンネルも通行NGで往生した友人に頼まれ、ハイエースにバイクを載せて通過した記憶があります。今思えば引き返して糸魚川経由を勧めればよかったのですけれど。
この連休如何ですか?少し標高が低い沢渡あたりはちょうどピーク、峠もまだ大丈夫そうです。
コメント有り難うございます。
信州に住んでいるので、野山は毎日のように見て慣れているはずなのですが、安房峠の紅葉は格別でした。
マイカー規制の前が懐かしいですね。もっぱらバイクでしたけれど、上高地や乗鞍スカイラインへ足を運んでいました。もっと行っておけば良かった!
昨年の規制は
松本市安曇中ノ湯(1号カーブ)~松本市安曇中ノ湯(11号カーブ)
11月11日(月)11時~4月18日(金)15時
松本市安曇中ノ湯(11号カーブ)~安房峠(岐阜県境)
11月11日(月)11時~5月23日(金)15時
だったようで多少前後するようですね。
そういえば春(GW?)に125ccで峠越えをしようとしてNG、安房トンネルも通行NGで往生した友人に頼まれ、ハイエースにバイクを載せて通過した記憶があります。今思えば引き返して糸魚川経由を勧めればよかったのですけれど。
この連休如何ですか?少し標高が低い沢渡あたりはちょうどピーク、峠もまだ大丈夫そうです。
Posted by 電脳職人 at 2014年10月29日 08:35
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